さてリーグ再開後最初の試合。
　スキーにせよ海水浴にせよ、久しぶりに支度をしようとすると「で、何持ってけばいいんだっけ？」ってなるのが鶴家の常だけど、だからといって、たかが2ヶ月足らずブランクがあっただけでサッカー観戦に必要なものを忘れるんじゃないっ(^^;。自分では抜かりなく準備したつもりだったけど、タオルマフラーをすっかり忘れてた(^^;。
　自分のために備忘録。ユニフォーム、タオルマフラー、チケット（当たり前）、フラッグ。雨の日ならポンチョ、スポーツタオル（はちゃんと持ってたんだけどなぁ）、ゴミ袋。着替えとかあるとなお可。
　それにつけてもものすごい雨でした。ポンチョ着てたから上半身は無事だったけど、下半身はポンチョで隠れてるところも含めてそのまま川でも渡ったんかってぐらいぐちょ濡れ。夏場だったからまだよかったけど（さすがにちょっと寒かったけどね）、これが冬場だったらきっとその場で行き倒れてたでしょう。マジでアウトドア用のレインウェア購入を検討中。
　ってなことはさておいて。試合の内容については以下をご覧いただければわかるかと思いますが、本当に「かろうじて勝った」という感じの試合でした。それでもやっぱり勝ちは勝ち。なにはともあれ7連勝(^^)。勝ち点1をGETして順位も8位に上がりました。
　この日のサポートで思ったこと。コンサの声援も太鼓による応援も何にも聞こえず、自分たちの声だけが競技場に響き渡ってるのを感じた瞬間があった。もちろん今までもわかってはいたけれど、そのとき改めて「声による応援」の素晴らしさが身に染みてわかった。なんか鳥肌が立つような感覚を覚えましたです、はい。

〜 7月25日の日記より抜粋 〜

　ってなわけで、健康診断から帰ってきたあとで、夜は三ッ沢でフリューゲルスVSコンサドーレの試合を観戦。雨が降るかなぁと思ってはいたけれど、だけどあんなに降るなんて。競技場に到着した頃には「そのうちやむかな」程度の小降りだった雨も、そのうちだんだん本気で降りはじめ、試合が始まる頃にはかなり本格的な雨になってました。
　試合はなんかもう天気と同様の荒れ模様というか、もう荒れ放題という感じ。なにがひどいって審判がひどかった。明らかにファールってなプレイを流しまくってたかと思うと、後半さっき流してなんでこれってなのを取ってみたり、よくわからんイエローを出してみたり。特に後半終了間際のフリエ側のファール（誰だったか忘れちゃったよん。イゴールか誰かだろうか？　←推測でモノを言うな(^^;）は納得できん。結果的にマラドーナのFKがゴール右隅に突き刺さり、2対2に追い付かれて延長になっちゃったんだけどね。
　前半はコンサペース。先制されて迎えた後半、山口の小ループ(笑)が見事に決まり同点に追い付き、フットレが倒れそうになりながらも押し込んで勝ち越し。フットレがゴール裏のサポーターに向かってガッツポーズしてくれたのが嬉しかったなぁ。(*1)　んもうメチャメチャかっこよくて、きゃーきゃー言っちゃいました。1点めを取ってからの怒涛の攻めはわくわくするようなものでした。調子に乗ると止まらないのがフリューゲルスの魅力だよね。(*2)　何度かいい形にはなったんだけど、結局得点は2点止まり。もうこの頃には全身ぐっしょりで、雨もだんだん強くなってきて、ああもうとにかくこのまま守り切って早く終わってくれと祈るばかりでした。だってもう前半からして永遠かと思うぐらいに長かったもんな。ところがどっこい。前述のマラドーナのFKによる失点です。そのあともチャンスはあったんだけどね。シュートは決まらず延長に。
　延長でもあまりに惜しいシーンがいくつかあった。が、得点ならず。あるいは危ないシーンは楢崎のスーパーセーブで防ぎ。結局試合はPK戦に持ち込まれました。PKなら絶対勝てると思ったんだぁ。われらが守護神ナラがいますもの。フリエ側は山口、イゴール、アツと3人が決め、コンサの3人めのシュートを楢崎が止めたっ！　あとは原田、永井と5人員が決めて長い長い試合が終わりました。
　終わった頃には頭のてっぺんから足元までびしょ濡れで、もう思わずへらへら笑っちゃうような状態。なのにその頃になって雨がやむんだもんな。今までも寒くて死にそうな試合とか、台風で大変な試合とか、見ててつらい試合はたくさんあったけど、これほど長くつらく感じた試合は初めてかも。延長に入ってますます降りが強くなった頃にはなんか哀しい気持ちになっちゃったもんな。
　なにはともあれ勝ってよかった。勝ち点は1だけど、でもやっぱり勝ちは勝ち。練習試合を含めてコンサにはここんとこ負けっぱなしだったので、とりあえず勝ってよかったなぁと思う。
　お次は29日の清水戦だ！　天気がいいといいんだけど。

フリューゲルス観戦記録'98のページに戻る