ツール・ド・ランカウイ第7ステージはPontianからMelakaの166.7km。第6ステージに引き続き、ほぼまっ平らなコースプロファイルだ。ただし、海沿いの道を走るため、海からの風が強いかも。
今日の気温は31〜34度、湿度は55〜65%。毎日暑いねぇ。
この日、序盤で日本の田代がアタックしたそうな。この逃げは決まらなかったが、69km地点で福島晋一がアタック。補給所を過ぎて落ち着いた頃のアタックで、何人かで飛び出したものの、放送開始時点では福島のみが単独で残っていた。集団とのタイム差はこの時点で2分強。背後におそらく一緒に逃げてた4人が残っていたが、これはまもなく吸収された。
集団の先頭はセッレイタリア。リーダージャージを着たマルロン・ペレス、山岳賞ジャージを着たルーバー・マリンの姿も見える。
タイム差は1分前後のまま推移したが、残りの距離が短くなってきて、集団も本気で追いにかかってきた。集団先頭はランプレ、ヘルスネットあたり。タイム差が徐々に詰まり、そして福島ついに吸収。長い逃げもここで終わった。
残り5km。集団先頭はショコラードジャック、ヘルスネットあたりか。ヘルスネットは荒っぽい動きが多くて、昨日あれだけ落車があった後で集団の中で横の動きをするのを見てるとなんか起こりそうで不安。
と思ってたら、危険は違うところからやってきた。残り3kmを切ったあたりで、右カーブを立ち上がったあたりに旗振りのおじさんが。なんで道のど真ん中にいるんだよーっ!と絶叫する間もなく落車発生。落車したのはウィズミラクの選手か。あんな状況で落車したのが1人で済んだのは幸いだった。ちょっと勘弁してもらいたい。
残り2kmでリラックスの選手がアタック。が、1kmほど逃げて集団に吸収された。
そして残り500m。ヘルスネットのヘンダーソンがポイント賞ジャージを着たゴードン・フレイザーを引く。が、集団から抜け出したのはチェラミケパナリアのグレーム・ブラウン。この展開はグレーム・ブラウンかと思われたが、ブラウン失速。左から抜き去ったのはフレイザー。が、ブラウンの右側からまくってフレイザーをも抜き去ったのはランプレのパリアリーニだった。以下、フレイザー、ブラウンの順で入った。
第7ステージ終了時での各賞リーダーは、ポイント賞ゴードン・フレイザー(ヘルスネット)、山岳賞マルロン・ペレス(セッレイタリア)、ベストアジアンライダー賞はミズバニ(イラン)。そして個人総合リーダーもマルロン・ペレス(セッレイタリア)と代わらず。実はこの日、マルロン・ペレスは10位でゴールしてるのね。混戦にも強いペレスなのであった。
●ステージ順位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●個人総合 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|