2004年前期ニュースフラッシュ(海外編) |
…これまたいまさら。ヤン・ウルリッヒ公式サイトでT-Mobileの今年のツールの布陣が発表されています。ヤン・ウルリッヒ(30)、ロルフ・アルダーク(35)、サンティアゴ・ボテーロ(31)、ジュゼッペ・グエリーニ(34)、セルゲイ・イワノフ(29)、マティアスケスラー(24)、ドイツチャンプになったばかりのアンドレアス・クレーデン(29)、ダニエーレ・ナルデッロ(33)、エリック・ツァベル(33)。
ついでにウルリッヒインタビュー映像、T-Mobile記者会見の模様などの動画のURLが載ってたので記載しておきます。ADSL/LAN、56k。…ドイツ語だけどね(^^;。いつか聞いてわかるようになってやるーっ!(現在ドイツ語勉強中)
もひとつオマケのウルリッヒくん関連情報。J SPORTSのサイトに、2001年に「今日のウルリッヒ君」というコラムを連載していた宮本あさかさんのコラム「今年のウルリッヒ君」が載ってます。今年もあさかさんのコラムが読めて嬉しいです(^^)。
(2004年6月28日)
ナショナル選手権エリート男子ロードの速報です。フランスはトマ・ヴォクラー(ブリオシュラブランジェール)、ドイツはアンドレアス・クレーデン(T-Mobile)、オランダはエリック・デッケル(ラボバンク)、スペインはフランシスコ・マンセボという結果となっている。
(2004年6月27日)
これまたいまさらなニュースですいません。6月15日〜20日にセルビア・モンテネグロで開催されていたツール・ド・セルビアでブリヂストンアンカーの福島康司選手が個人総合優勝を果たした。
第1ステージで福島康司選手が区間優勝を果たし、リーダージャージをゲット。第2ステージは福島晋一が区間優勝。第3ステージで総合2位の選手に2秒差を詰められたが、第6ステージまで5秒のタイム差を守りきって総合優勝。
CyclingWeb.jp:ツール・ド・セルビアで福島康司が総合優勝という記事で福島晋一選手の手による詳細なレポートを読むことができます。仲良く兄弟ゴケしたり、犬に追われたり、浅田監督の車がオカマ掘られたり…読み物としてもとても面白いレポートです。必見。
ってさ。よく見たら、福島晋一選手の日記サイトに掲載されていたレポートだった。
(2004年6月25日)
もうホントにいまさらなんですけども、ミヤタスバル広報の絹代さんのページに、あるときはCOM-1、またあるときはアンチ・ドーピングくまちゃん?の菊池氏によるアゼルバイジャンツアーレポートが掲載されています。URLはこちら。まだ見ぬ国のまだ見ぬロードレース。イランに、アゼルバイジャンを見に行きたくなりました。
(2004年6月25日)
あっちゃこっちゃの国でナショナル選手権が行なわれている。エリートの個人タイムトライアルでは、↓に記載したようにイタリアはダリオ・チオーニ(ファッサボルトロ)、オランダはトーマス・デッケル(ラボバンク)、フランスはエディ・セニュール(RAGT)、ドイツはミハエル・リッヒ(ゲロルシュタイナー)、ハンガリーはラスロ・ボドロギ(クイックステップ)、スウェーデンはトーマス・ロヴクヴィスト(エフデジュ)、スイスはファビアン・カンチェラーラ(ファッサボルトロ)、アメリカはデヴィッド・ザブリスキー(USポスタル)がナショナルチャンピオンに。
エリート男子ロードは27日(日)に行なわれる国が多い。ただし、アメリカではすでに終わっていて、フレッド・ロドリゲス(アクアエサポーネ)がアメリカチャンピオンのタイトルを獲得している。
(2004年6月25日)
22日に行なわれたイタリア選手権タイムトライアルでファッサボルトロのダリオ・チオーニが優勝。ジロ・デ・イタリアで総合4位(しかもペタッキのアシストをしながらだ)、ツール・ド・スイス総合ふにゃらら(現在J SPORTSで放送中なので一応気遣ってるつもりらしい(^^;)ときてイタリア選手権まで取ってしまうとは。乗ってるなー。この調子でツールも…と素人さん的には言いたくなってしまうが、ツールは出場せず休養に入るそうな。
(2004年6月23日)
ドーフィネリベレ2004のページを作成し、当最新!?ニュースに掲載していたドーフィネリベレ速報のテキストを転載、ステージリザルトを追加しました。
トップページ左側のメニューから「Race」→「その他レース(海外)」→「ドーフィネリベレ2004」で行かれます。
(2004年6月21日)
現在開催中のツール・ド・スイス第2ステージで落車してリタイヤしたヴィノクロフ。怪我の具合が心配された(私がしてた)ヴィノクロフだが、全治3週間とのことで、ツール・ド・フランスには間に合わないとの判断で不出場との発表がなされた。残念です(;_;)。
(2004年6月16日)
6月16日(水)、白夜書房より2004年ジロ・デ・イタリア、北のクラシックレース、トラック選手権などを特集したムック「CYCLE FUN(サイクルファン)」が発行された。ジロとクラシックレースの特集はPhoto&Textが砂田さん。さすが臨場感あふれる写真が満載されている。ロード選びやら東京の激坂紹介記事なども載ってます。坂バカにもお薦め(笑)。税込価格630円也。年内にもう1冊発行予定。
(2004年6月16日)
ドーフィネリベレは明日まで、個人的にはジロ・デ・イタリアも終わってから2週間近く経つのに追いつけず、さらにはツアー・オブ・ジャパンの観戦レポも終わってなくて、落ちこぼれまくりだというのに、6月12日、ツール・ド・スイスが開幕しました。
ということでツール・ド・スイスのページを作成。日程表、リザルト、関連リンクなどを掲載しました。リンク先は日程表なので、「リザルトはJ SPORTSの放送まで知りたくなーい」という人もご覧になれます。
(2004年6月15日)
5月8日、ジェノバでの個人タイムトライアルを皮切りにジロ・デ・イタリアが開幕。ジロの日程表、リザルトなどは2004 ジロ・デ・イタリアのページをどうぞ。ちなみにリンク先は日程表なので、「リザルトはJ SPORTSの放送まで知りたくなーい」という人もご覧になれます(笑)。
(2004年5月9日)
リザルトだけ見ちゃった(^^;。
勝ったのはまたもレベリン。第4戦アムステルゴールドレースで勝ち、3日後のフレッシュワロンヌで勝ち、んでもって第5戦リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでも? 強い。強すぎる。でもって、ワールドカップポイントランキングでもレベリンがトップに立った。ををー。
詳しいリザルトはまた今日、明日のうちに。
(2004年4月26日)
4月18日オランダにて行なわれたUCIワールドカップ第4戦、アムステルゴールドレースのリザルトをば。
残り20kmほどの地点でマティアス・ケスラー(T-Mobile)が逃げを決め、パオロ・ベッティーニ(クイックステップ)、マイケル・ボーヘルト(ラボバンク)、ダヴィデ・レベリン(ゲロルシュタイナー)、ペーター・ヴァンペテヘム(ロット・ドモ)、ダニロ・ディルーカ(サエコ)がこれに続き、先頭グループを形成した。そして、残り17kmの地点でこの中からレベリンとボーヘルトが抜け出し、後続に30秒ほどの差をつけた。ゴール手前数百メートルでボーヘルトがアタック。しかし、レベリンがこれをかわして優勝を飾った。
3位争いはベッティーニ、ディルーカ、ヴァンペテヘムの三つ巴の争いに。これを制したのはベッティーニ。同タイムでディルーカ、ヴァンペテヘムと続いた。
(2004年4月25日)
順位 | 名前 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | ダヴィデ・レベリン | ゲロルシュタイナー | 6.23.44 |
2 | マイケル・ボーヘルト | ラボバンク | 0.01 |
3 | パオロ・ベッティーニ | クイックステップ | 0.18 |
4 | ダニロ・ディルーカ | サエコ | |
5 | ペーター・ヴァンペテヘム | ロット・ドモ | |
6 | マティアス・ケスラー | T-Mobile | 0.26 |
7 | エリック・デッケル | ラボバンク | 0.41 |
8 | セルゲイ・イワノフ | T-Mobile | 0.52 |
9 | ミルコ・チェレスティーノ | サエコ | 0.53 |
10 | ジャンパオロ・カルーゾ | リバティ・セグロス | 0.55 |
J SPORTSのページにやっとこさBICYCLE RACEのページが登場。去年の9月の名称変更に伴ってURLも変更。その際消えてしまって以来だから半年以上ぶりってことか。待ってましたよ。
まずは4月18日の第1戦ミラノ〜サンレモを皮切りに、5月16日の第5戦リエージュ〜バストーニュ〜リエージュまで、毎週日曜日にUCIワールドカップのレースが実際のレースからは約1ヶ月遅れで放送される。
また、5月の5日にはパンターニ追悼スペシャルという1時間の特別番組を放送。さらに、5月10日〜16日まで、パンターニが総合優勝を果たした1998年ジロ・デ・イタリアハイライト(1ステージ30分のハイライト番組)が放送される。
それが終わった翌週からはジロ・デ・イタリアの放送が始まるし、なんかもう忙しくてわくわくって感じです。詳細はそのうちわかりやすくどこかにまとめます。
(2004年4月14日)
カメラマンの砂田弓弦氏監修のサイクルロードレース専門誌「CICLISTI」。4月20日頃に創刊という話だったのが、ちょっと延びて4月下旬になるとのこと。はーやく出ないかなー。
(2004年4月14日)
イギリスはマンチェスターで11日まで行なわれていた2004年UCIトラックワールドカップ第3戦の男子30kmポイントレースで、飯島誠選手(スミタラバネロパールイズミ)が5位に入賞した。飯島選手は予選第1組に出場し、5位で決勝に進出。決勝では29ポイントをゲットして見事5位となった。が、3位、4位の選手が獲得したポイントは30ポイントなので、1ポイント差で表彰台を逃してしまったと考えるとちょっと残念(イイミワさんから嬉しさ半分、悔しさ半分の報告メールをいただきました)。
順位 | 名前 | チーム | 獲得ポイント |
---|---|---|---|
1 | LLANERAS ROSELLO Joan | スペイン | 53p |
2 | WONG Kam-Po | 香港 | 33p |
3 | PEARCE Colby | アメリカ | 30p |
4 | SOBAL Yauhen | ベラルーシ | 30p |
5 | 飯島 誠 | 日本 | 29p |
それ以外のレースの結果も日本の選手中心にさくっと。
大会1日目に行なわれた男子1kmタイムトライアルはCraig MacLean(イギリス)が優勝。神山雄一郎は13位。
男子ケイリンはオーストラリアのShane Kellyが優勝。山田裕仁は7−12位決定戦で5着に入り、最終順位は11位。
女子スプリント予選に出場した大菅小百合は、20位フィニッシュで予選敗退(12位までが予選通過)。
大会2日目に行なわれた女子500mタイムトライアルはオランダのYvonne Hijgenaarが優勝。大菅小百合は10位。
男子スプリントは、ポーランドのDamian Zielinskiが優勝。永井清史が4位、金子貴志 が9位となった。
最終日に行なわれた男子チームスプリントはイギリスが優勝。神山、金子、永井の3人が出場した日本は6位という結果に終わった。
(2004年4月12日)
11日に行なわれたパリ〜ルーべのリザルトです。
途中までネットで展開をチェックしていたんだけど、見るたびに逃げている人が変わり、でも集団はすぐ後ろに迫っていて決定的な逃げとはなっていなかった。残り50kmほどの地点でヨハン・ムセーウ(クイックステップ)がアタック。決定的な逃げとはならなかったが先頭が何人かに絞られた。ムセーウとともに先頭に残ったのはバクステット(アレッシオ)、カンチェラーラ(ファッサボルトロ)、ヴェゼマン(T-Mobile)、ハモンド(ミスターブックメーカー)の5人。ムセーウといえば、幾度もこのパリ〜ルーベで勝利してきたが、このレースへの出場は今回が最後。ラストを勝利で飾るのかと思いきや、ラスト6kmあたりで後輪がパンク! 優勝は残りの4人で争うこととなった。
まずはカンチェラーラが早めに仕掛けた。ハモンドが2番手でバクステット、ホフマンが後に続く。しかしカンチェラーラは失速。ハモンドをかわし、両手を高々と上げてゴールしたのはバクステットだった。
他方パンクで遅れたムセーウは、同じくパンクで遅れたヴァンペテヘムとともに手を取り合ってゴールした。
バクステットというと、私にとっては去年のジロのインテルジロ賞が印象的。岩佐千穂さんいわく、香取信吾似のなかなかにいい男です。どーでもいい話ですが(笑)。
(2004年4月12日)
順位 | 名前 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | Magnus Backstedt | アレッシオ・ビアンキ | 6.40.26 |
2 | Tristan Hoffman | CSC | |
3 | Roger Hammond | ミスターブックメーカー | |
4 | Fabian Cancellara | ファッサボルトロ | |
5 | Johan Museeuw | クイックステップ | 0.17 |
6 | Peter Van Petegem | ロット・ドモ | |
7 | Leon Van Bon | Lotto-Domo | 0.29 |
8 | George Hincapie | USポスタル | |
9 | Tom Boonen | クイックステップ | |
10 | Frank Hoj | CSC |
カメラマンの砂田弓弦氏監修のサイクルロードレース専門誌「CICLISTI」が4月20日頃飛鳥新社より創刊。創刊号にはパンターニ追悼記事、ランス・アームストロング、ジルベルト・シモーニ、ルカ・パオリーニ、アレッサンドロ・ペタッキのインタビューなどが掲載されるようです(砂田さんのサイトで表紙の写真が見られます)。楽しみ、楽しみ(^^)。
(2004年4月12日)
現在、UCIワールドカップのパリ〜ルーベが行なわれております。午後6時45分現在、まだ全長261kmの30kmぐらいまでしか進んでないので、速報どころの話じゃありましぇん。何か動きがあって、私にも元気があったら速報載せるかもしれないです。
(2004年4月11日)
4月4日に行なわれたUCIワールドカップ、ツール・ド・フランドルの速報です。
ラストから2つめのMuur van Geraardsbergenの上りで、レイフ・ホステ(ロット・ドモ)、デイヴ・ブリュイランツ(ショコラード・ジャック)の2人とともに逃げを決めたステファン・ヴェゼマン(T-Mobile)がゴール勝負を制して勝利した。
去年の覇者のヴァンペテヘム(ロット・ドモ)はトップから1分38秒遅れの16位(クイックステップのムセーウ、ラボバンクのボーヘルトもこの集団)、去年の2位のファンデンブルック(ファッサボルトロ)はパンクによりリタイヤという結果に終わった。ちなみに、ミラノ〜サンレモを制したオスカル・フレイレは23位でゴール。ワールドカップリーダーの座を守った。
10位までのリザルトは以下の通り。
(2004年4月5日)
順位 | 名前 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | シュテッフェン・ヴェゼマン | T-Mobile | 6.39.00 |
2 | レイフ・ホステ | ロット・ドモ | |
3 | デイヴ・ブリュイランツ | ショコラード・ジャック | |
4 | レオン・ファンボン | ロット・ドモ | 0.28 |
5 | エリック・デッケル | ラボバンク | |
6 | アンドレアス・クリール | T-Mobile | |
7 | ロルフ・アルダグ | T-Mobile | 1.09 |
8 | フランク・ホイ | Team CSC | 1.16 |
9 | パオロ・ベッティーニ | クイックステップ | |
10 | ジョージ・ヒンカピー | USポスタル |
3月20日に行なわれたUCIワールドカップ、ミラノ〜サンレモの速報です。
ゴール前、ファッサボルトロの列車が集団をコントロール。こりゃまたペタッキの勝ちパターンか?!と思われたが、ゴールスプリントは意外や意外、T-Mobileのツァベル、ラボバンクのオスカル・フレイレの2人の勝負となった。ラストはツァベルの勝利かと思われた。が、ツァベルが両手を挙げてガッツポーズをしたその隙を突いて差したのはオスカル・フレイレだった。くーっ 残念(←ツァベルファンらしい)。でも調子は悪くなさそうね。今年もスプリンター同士の争いは面白くなりそうです。
順位 | 名前 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | オスカル・フレイレ | ラボバンク | 7.11.23 |
2 | エリック・ツァベル | T-Mobile | |
3 | スチュアート・オグレディ | コフィディス | |
4 | アレッサンドロ・ペタッキ | ファッサボルトロ | |
5 | マックス・フェンヘースヴァイク | USポスタル | |
6 | イゴール・アスタルロア | コフィディス | |
7 | ロマンス・ヴァインスタインス | ランプレ | |
8 | パオロ・ベッティーニ | クイックステップ | |
9 | ミゲルアンヘル・マルティン | ソニエル・デュバル | |
10 | ペーター・ヴァンペテヘム | ロット・ドモ |
ちなみにこのミラノ〜サンレモ、J SPORTSでの初回放送は、4月18日(日)20:00〜。4月20日(火)2:00〜、同日15:00〜にも放送アリ。いずれもJ SPORTS 3での放送です。お楽しみに〜。
(2004年3月21日)
昨日もとても寒くて雪も降ってたらしいんだけども、パリ〜ニースの第4ステージは降雪のため、179kmのところが135kmに短縮されたというニュースが入ってきたかと思ったら、その後も天候は回復せず、結局そのステージキャンセルということが決まったそうだ。-4度で雪も降ってたらつらいよなぁ。
(2004年3月9日)
パリ〜ニースの第3ステージは、ステージ後半に上り(3級の山岳ポイントが2つ)があり、ラストは下っての227.5km(今回のパリ〜ニースの最長ステージ)。
なんてなことをうだうだ書いてたら、ゴールしちゃいました(^^;。ステージ序盤から逃げを打ったロット・ドモのレオン・ファンボンとトーマス・ツィーグラーがそのまま逃げ切り、ラストのスプリント勝負はレオン・ファンボンが制し、ステージ優勝。集団も間もなくゴール。3位にはクイックステップのトム・ボーネンが入った。
(2004年3月9日)
あ、cyclingnews.comのテキストライブが始まった、と思いつつ、下の文章を書いていて、もう一度ライブに戻ったら、ちょうど先頭がゴールしたところだった。早っ。ラスト30分ほどしか中継してないのね。
というわけで、第2ステージ。ステージ前半に細かなアップダウンがある(3級の山岳ポイントが5つある)が、後半はまぁおおむねフラットなコースとなっている。テキストライブが始まった時には、CSCの7人、USポスタルの5人、クイックステップの3人を含む30〜35人ほどの先頭集団、そこから3分以上後ろで追走する20人ほどのグループという展開だった。先頭集団をコントロールするのはリーダージャージを着たヤクシェを擁するチームCSC。ちなみに先頭から10分遅れのグルペットには、ここ数日インフルエンザで苦しんでいたフォナックのタイラー・ハミルトンも含まれていたそう。
CSCのコントロールはゴール手前まで続いた。そして、ゴール手前でCSCが役目を終えた時、アタックしたのがクイックステップのペドロ・オリリョ。そのままリードを保ち先頭でゴールした。
総合はヤクシェ、レベリン、ジュリックの順。ちなみに去年の覇者ヴィノクロフは先頭から4分近く遅れてゴールしている。
(2004年3月8日)
第1ステージの個人TTは、チームCSC(に移籍したのね)のイエルク・ヤクシェがステージ優勝をおさめた。
昨日はあいにくの雨模様。比較的早いスタート順のダヴィデ・レベリン(ゲロルシュタイナー)が17分23秒のトップタイムをたたき出し、その記録は長いこと塗り替えられることがなかった。サンチャゴ・ボテーロ(T-Mobile)、デイヴィッド・ミラー(コフィディス)もその記録には届かず、このままステージ優勝か?と思ったら、イエルク・ヤクシェ(多分ラストから3〜4番目のスタートだった、と思う)がレベリンのタイムを4秒上回る17分19秒でゴール。そのままステージ優勝、リーダージャージゲットと相成った。レベリンは2位、エリック・デッケル(ラボバンク)が3位、デイヴィッド・ミラーはトップから13秒遅れの4位。
それにしてもタイラー・ハミルトンが抜けたチームCSCだけども、今回出てる面子を見ても、ヤクシェを始め、イヴァン・バッソ、ミケーレ・バルトリ、ボビー・ジュリック、イエンス・フォイクトとなかなかすごいことになっている。
ちなみに昨日の「各チーム2〜4名が出場」というのは誤りでした。ただcyclingnews.comのスタートリストが間に合ってなかっただけらしい(^^;。各チーム8名ずつ出場してます。
(2004年3月8日)
8日間のステージレース、パリ〜ニースが開幕した。出場チームは、ゲロルシュタイナー、T-Mobile、ショコラード・ジャック、ロット・ドモ、クイックステップ、CSC、エウスカルテル、バレアレス・バネスト、リバティー・セグロス、USポスタル、AG2R、ブリオシュ・ラ・ブランジェール、コフィディス、クレディ・アグリコル、エフデジュ、R.A.G.T.、アレッシオ、ファッサ、ラボバンク、フォナックの20チーム。去年の優勝者のヴィノクロフを始め、マキュアン、リシャール・ヴィランク、ノサル、エキモフ、ヒンカピー、タイラー・ハミルトン等々、挙げ出すとキリがないぐらいの豪華な面々だ。
第1ステージの今日は13.2kmの個人TT。細かなアップダウンがあるコースで、レースが始まって2時間ほど経った午前0時現在、ゲロルシュタイナーのダビド・レベリンがトップタイムをたたき出している。ステージリザルトはまた明日にでも。
(2004年3月7日)
こんなニュース伝えたくないんですが…。イタリアのマルコ・パンターニが昨日逝去したというショッキングなニュースが伝わってきた。
現役引退を示唆するようなコメントが流れて残念に思っていたけど、まさか次に聞くのがこういうニュースだとは…。絶大な人気を誇る選手ゆえ、イタリア海外は大変なことになってるんだろうなぁ。
死因等、詳細はまだ発表されていない。はっきりした死因がわからない場合には、あれこれまた取り沙汰されるんだろうなぁと思うとつらい気持ちになる。ともあれ、ご冥福をお祈りします。
(2004年2月15日)
ご存知な方はご存知でしょうし、ご存知でない方は環境がないか興味がないかのいずれかという気もしないでもないですが、とりあえずお伝えしておくならば、3月7日〜14日に開催されるパリ〜ニースの模様が3月27日(土)17時からJ SPORTS 3で放送される予定です。放送時間、番組内容などについて詳しくはJ SPORTS OFFICIAL SITEをご覧くださいませ。
(2004年2月13日)
今日までだったのね。中東はカタールで行なわれているツアー・オブ・カタール。ファンライドの記事や、それからツールの中継の電話レポなどでもおなじみの土肥志穂さんがカタールに赴いて現地レポを届けてくれています。CycleStyle -サイクルスタイル- ツアー・オブ・カタール2004 速報で速報が、SHIHO'Sでカタール日記が読めます。
それにしてもゲロルシュタイナーのロベルト・フェルスター選手のボッテリさ加減には驚かされた。もう一枚、同じくゲロルシュタイナーのトルステン・シュミット選手の後ろ姿も恐ろしいことになってるし…ドイツ人ってどんな食生活してるんだ?(^^;
(2004年2月6日)
オーストラリアを舞台に行なわれているツアーダウンアンダー。遅ればせながら第1ステージの大まかな展開とリザルトをば掲載しておきます。
一周2kmのコースを25周回して争われた第1ステージ。20km地点に設置された最初のスプリントポイント直後にロビー・マキュアン(Lotto-Domo)、ニコラ・ポルタル(Ag2r)、ニコラ・ボゴンディ(FDJ)ら12人が逃げを決めた。逃げのグループは順調にタイム差を広げ、残り4周の時点で集団とのタイム差は1分25秒。…はいいんだが、1周2kmの短いコース。最後の周回で逃げのグループが大集団に追いついちゃったから大変。結局スプリント勝負はロビー・マキュアン(Lotto-Domo)が制したんだけども、大集団にいたロットの選手が他の選手を妨害したとのクレームもついたそう(結局認められなかったけど)。
一応リザルトを載せておきましょうか? 1位Robbie McEwen(Lotto-Domo)、2位Rudi Kemna(Bankgiroloterij)、3位Mark Renshaw(FDJeux.com)、4位Graeme Brown(Panaria-Margres、5位Nicholas Vogondy(FDJeux.com)という感じ。ちなみに去年ツールでマキュアンとマイヨベールを争ったバーデン・クック(FDJeux.com)は53位、同じくFDJeux.comのブラッドリー・マギーはなんと食中毒で未出走。あらら…。
第2ステージ以降は明日か明後日にまとめます(すいません)。
(2004年1月23日)
2月の6日〜15日まで開催されるツール・ド・ランカウイ。例年ならダイジェスト番組のみ放送していたJ SPORTSだが、期間中毎日午後3時半頃から放送枠を取ってあるところをみると、今年は全ステージ生放送するらしい。ここここれは大変。働けないじゃないか(をいをい(^^;)。
…などという個人的な事情はさておいて。普段サイクルロードレース中継の初回放送はJ SPORTS 3で行なわれているが、ツール・ド・ランカウイの初回放送はJ SPORTS 1なのでご注意を。翌朝同じくJ SPORTS 1で再放送され、全日程終了後の16日以降にJ SPORTS 3で再々放送が予定されている。
放送予定について詳しくはJ SPORTS OFFICIAL SITEをご覧ください。また、ツール・ド・ランカウイオフィシャルサイトはTelekom Malaysia Le Tour de Langkawi 2004(英語)です。オフィシャルサイトも見つけたことだし、そのうちツール・ド・ランカウイのページを作ろうかなぁなんてことを思っております。
J SPORTS 1での初回放送の予定は以下の通り。
(2004年1月18日)
日付 | ステージ | コース | 距離 | J SPORTS 放送予定 |
---|---|---|---|---|
2月6日(金) | 第1ステージ | Bayan Baru, Pulau Pinang - Taiping | 112km | 02/06 15:30 |
2月7日(土) | 第2ステージ | Ipoh - Tanah Rata | 151.6km | 02/07 15:30 |
2月8日(日) | 第3ステージ | Tapah - Raub | 171.2km | 02/08 15:30 |
2月9日(月) | 第4ステージ | Hulu Kelang - Tampin | 147.8km | 02/09 15:30 |
2月10日(火) | 第5ステージ | Melaka - Melaka(個人タイムトライアル) | 18km | 02/10 15:30 |
2月11日(水) | 第6ステージ | Muar - Johor Bahru | 175.2km | 02/11 15:30 |
2月12日(木) | 第7ステージ | Pontian - Melaka | 166.7km | 02/12 15:30 |
2月13日(金) | 第8ステージ | Port Dickson - Shah Alam | 96.4km | 02/13 17:30 |
2月14日(土) | 第9ステージ | Kuala Lumpur - Genting Highlands | 131.6km | 02/14 15:30 |
2月15日(日) | 第10ステージ | Kuala Lumpur Criterium - Dataran Merdeka | 80.4km | 02/15 16:00 |
2004年1月4日に香港で行なわれた香港サイクルクラシックで、ミヤタスバルレーシングチーム(ただし、海外のレースにはマルコ・ポーロサイクリングチームとして出場。でもって今回はマルコ・ポーロの2軍扱いとなるワールドワイドサイクリングチームとして出場している)の三船雅彦選手が優勝した。香港の市街地の一周2.4kmのコースを40周して争われたこのレースで、三船選手は最終周回に先頭集団からアタック。5人でのスプリント勝負を制して勝利を収めた。
また、ジャパンナショナルチームとして出場していた飯島誠選手(スミタ・ラバネロ・パールイズミ)がトップと42秒差の12位に入った。
ちなみに香港ゆかりの選手としてコフィディスのデイヴィッド・ミラーも出場(デイヴィッド・ミラーは香港育ち)したが、途中リタイヤ。実はこの日はデイヴィッドの27回目の誕生日。自らの誕生日を勝利で飾ることはできなかった。
(2004年1月6日)
順位 | 名前 | 国籍 | チーム | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | Masahiko Mifune | Jpn | World Wide Cycling | 1.48.37 |
2 | Cameron Hughes | Aus | Bicisport Australia | |
3 | Milan Dovrscik | Svk | ASK Dukla Trencin | |
4 | Vladimir Bushanskiy | Kaz | Kazakstan National Team | |
5 | Chris Bradford | Aus | World Wide Cycling | |
6 | Brett Aitken | Aus | Bicisport Australia | 0.20 |
7 | Sergey Koudentsov | Rus | Moscow City Sports Association | |
8 | Scott Mcgrory | Aus | Hong Kong Stars Team | 0.24 |
9 | Oleg Grishkin | Rus | Moscow City Sports Association | 0.42 |
10 | Bruno Risi | Swi | Hong Kong Stars Team |