コースプロフィール:
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現地の天候:
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レースの展開:
とりあえずリザルトのみ。
とにかくランス・アームストロングが強かったとしか言いようがない。イェンス・フォイクト(CSC)、ボビー・ジュリック(CSC)が素晴らしいタイムを叩き出したかと思ったら、フロイド・ランディス(USポスタル)がこの日もスーパーランディス君炸裂で、ジュリックのタイムを23秒も上回るスーパーなタイムで暫定トップに立った。そして注目のウルリッヒ(T-Mobile)がスタート。ウルリッヒも速かったんだよ。計測ポイントごとのトップタイムをいちいち更新していったんだけども、もっと速かったのがアームストロングだ。最初の計測ポイント(18km地点)でウルリッヒを43秒(!)も上回るタイムでトップ通過。エディタでメモを取りながら見てたんだけども、「なんのこっちゃ」と書いてある(^^;。ランスはとにかく入りが速かったようで、以降は35km地点で46秒、40km地点で51秒、47.5km地点で54秒、最終的なリザルトで1分1秒と、それほどタイム差は広がっていかなかった。が、十二分に「なんのこっちゃ」な差だ。ウルリッヒは他の誰よりも速かった。3位のクレーデンに26秒、4位のランディスに1分24秒、5位のジュリックに1分47秒の差をつけた。が、ランス・アームストロングはもっとスーパーだった。ここまでされたら脱帽だ。
で、とても気になるのが第18ステージ終了時点で個人総合2位のバッソ(CSC)と3位のクレーデン(T-Mobile)の戦いだ。2人のタイム差は1分2秒。果たしてバッソはしのぐことができるのか。序盤バッソが頑張っていた。18km地点ではクレーデンとまったく同タイム。を? これはもしや?と思ったが、序盤で頑張りすぎてしまったんだろうか。35km地点ではクレーデンが25秒上回り、40km地点では52秒、47.5km地点では1分20秒とどんどん差が広がっていった。最終的には1分23秒の差をつけられ、個人総合での順位が2位クレーデン、3位バッソとひっくり返った。それでもバッソはトップから2分50秒遅れのステージ6位。あまりTTが得意という印象のないバッソにしてはとても健闘していたといえるんじゃないだろうか。
もうひとつ気になるのがマイヨブランの行方だ。第18ステージ終了時点でトップはヴォクラー、2位がカルペツで45秒差、3位がカザルで1分56秒差という状況だった。結果から言ってしまうなら、カルペツが新人賞候補の中ではダントツ、というかアームストロングからも3分33秒しか離れていないステージ8位という素晴らしい成績でフィニッシュ。新人賞をほぼ確定的なものとした。カルペツはトラック出身の選手なんだってね。道理で速いはずだ。カザルは6分4秒遅れの29位というなかなかの健闘を見せた。残念だったのはヴォクラー。9分41秒遅れの85位でカザルにもかわされてしまった。でもよくここまで頑張ったよね。スタート地点での「トーマ」コールが人気の高さをうかがわせた。他の誰よりも大きな声援だったよね。
で、リザルトを見てみると、アメリカ人とドイツ人の健闘が光るレースとなった。1位のアームストロング、4位のランディス、5位のジュリック、11位のヒンカピー、12位のライプハイマーがアメリカ人、2位のウルリッヒ、3位のクレーデン、7位のフォイクトがドイツ人。ほとんどアメリカ人とドイツ人だ。
●ステージ順位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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●個人総合 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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