2004 ブエルタ・ア・エスパーニャ 第7ステージ

コースプロフィール:
 カステロンデラプラナ〜バレンシアの170km。序盤は緩やかな上り。45km地点に3級の山岳ポイントがある。65km地点あたりから傾斜が急になり、80.2km地点に2級の山岳ポイントが。それを越えたらあとはゴールまでおおむね下り基調となっている。終盤だけ見ればスプリンター向けだが、中盤の上りをどうこなすかにかかってくるだろう。
 スプリントポイントは上りの手前の50.5km地点、65.8km地点、114.7km地点の3ヶ所だ。

現地の天候:
 coming soon...

レースの展開:
 簡単にレースの経緯だけ。

 この日、スタート後16km地点で7人の逃げが決まった。ここにいたのはホセミゲル・エリアス(リラックス)、パトリック・カルカーニ(ヴィーニ)、エルベルト・グティエレス(カフェバケ)、ルスラン・イワノフ(アレッシオ)、エルキ・プツェップ(AG2R)、カルロス・トレント(パテルニナ)、ダニエーレ・リギ(ランプレ)。集団に対して最大5分の差をつけ逃げ切りを図ったが、残り16kmで集団に吸収。レースは振り出しに戻った。
 集団の先頭には今日も今日とてファッサボルトロのアシスト達。もちろんペタッキが背後につけ、ツァベル、フレイレ、オグレディの姿も見える。ラスト200mほどでペタッキが先頭に出た。ツァベル、フレイレも続くが、ペタッキの爆発力にはかなわず、ペタッキが今ブエルタ3勝目を飾った。2位ツァベル、3位フレイレ、4位オグレディという順位は、第2ステージ、第4ステージとまったく同じだ。第2ステージ、第4ステージ、第6ステージ、第7ステージで2位に入っているツァベルは決して調子は悪くないんだろうと思う。どこかで1勝欲しいなぁ。

★ ステージ優勝
アレッサンドロ・ペタッキ(ファッサボルトロ)
★ 個人総合
マヌエル・ベルトラン(USポスタル)
★ ポイント賞
エリック・ツァベル(T-Mobile)
★ 山岳賞
フランシスコ・マンセボ(イリェスバレアレス)
★ コンビネーション賞
デニス・メンショフ(イリェスバレアレス)
★ チーム総合
USポスタル
●ステージ順位
順位名前チームタイム
1アレッサンドロ・ペタッキファッサボルトロ3.53.04
2エリック・ツァベルT-Mobilespacer
3オスカル・フレイレラボバンクspacer
4スチュアート・オグレディコフィディスspacer
5ルカ・パオリーニクイックステップspacer
6ペドロ・オリリョクイックステップspacer
7ジョスエ・ボノーミ サエコspacer
8アンディ・フリカンジェAG2Rspacer
9クリスティアン・モレーニアレッシオ・ビアンキspacer
10ミゲル・アンヘル・マルティン・ペルディグエロサニエル・デュバルspacer
spacer
●個人総合
順位名前チームタイム
1マヌエル・ベルトランUSポスタル26.28.43
2フロイド・ランディスUSポスタルspacer
3デニス・メンショフイリェスバレアレス+0.04
4アレハンドロ・バルベルデケルメ+0.09
5カデル・エヴァンスT-Mobile+0.16
6ブノア・ヨアキムUSポスタル+0.23
7フランシスコ・マンセボイリェスバレアレス+0.39
8カルロスガルシア・ケサダケルメ+0.47
9ヴィクトルウーゴ・ペーニャUSポスタルspacer
10タイラー・ハミルトンフォナック+0.50

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