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ツアー・オブ・サウスチャイナシー情報 その4…か?

 www.cyclingnews.com 9th Tour of South China Sea - 2.5にサウスチャイナシーのスタートリストが掲載されました。それによるなら、日本ナショナルチームは、飯島誠(スミタラバネロパールイズミ)、西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)、佐藤佑一(順天堂大学)、高島豪(中央大学)、別府匠(愛三工業レーシング)の5名。やっとわかった。ちょっとすっきり。
 で、ツアー・オブ・チャイナシー第4ステージではGlud & Marstrand Horsensのマックス・ニールセンがステージ優勝。1位と7位しか載ってないから三船選手の順位は不明ながら、個人総合リーダーの座は守ったらしい。残り3ステージ(ってこれ書いてる時点では第5ステージも終わってるはずなんだが)。リーダージャージを守ることができるのか。情報が欲しいよう。

(2004年12月30日)

ツアー・オブ・サウスチャイナシー 三船雅彦、個人総合とスプリント賞トップを守る

 28日に行なわれたサウスチャイナシー第3ステージで、三船雅彦選手は途中パンクに見舞われ、ホイールを交換。以降シフトのトラブルを抱えながらも7位でフィニッシュ。個人総合リーダーとスプリント賞リーダーの座を守った。この日は残り4kmほどの地点で集団落車が発生。どうも総合2位につけていたシュミット(モスクワシティスポーツ)がこれに巻き込まれ、リタイヤしたらしい。総合上位を争うのは香港のワン・ナイチン、カザフスタンのYuriy Yuda、それから第2ステージで逃げのグループに入れなかった香港のワン・カンポも油断のならない相手と言える。
 でもってwww.cyclingnews.com 9th Tour of South China Sea - 2.5にサウスチャイナシーのリザルトおよび写真が掲載されています(28日23時半現在、第2ステージまで)。Masawinな写真も載ってます。
 また、更新はちょっと遅いけど、CYCLE-RACING.COMCiclowebにもリザルトが掲載されています(ヒサシさんに感謝です)。
 でもやっぱり日本ナショナルチームのメンバーがわかんないのよねー(^^;。

(2004年12月28日)

ツアー・オブ・サウスチャイナシー 第2ステージで三船雅彦優勝

 サウスチャイナシー速報です。27日に行なわれた第2ステージで、三船雅彦選手がステージ優勝を飾り、総合も1位に立ったとのこと。今後が楽しみだけど、ますますもってイライラしながら情報を待つことになりそう…。

(2004年12月27日)

ツアー・オブ・サウスチャイナシー開幕

 これまた情報欠如で非常に中途半端な情報になるけれど、12月26日に香港、中国、マカオを舞台に行なわれるツアー・オブ・サウスチャイナシーが開幕。日本からはミヤタスバルレーシングチームの三船雅彦選手、それから日本ナショナルチームが出場しているらしい。「らしい」というのはどこに詳細な情報が載ってるか不明だから。三船選手と別府匠選手のダイアリーあたりから推測するなら、日本ナショナルチームと、それとは別に三船雅彦選手が出場しているらしい(三船選手はマルコポーロレーシングチームでの出場か?)。日本ナショナルチームには愛三の別府匠選手、西谷泰治選手、スミタラバネロの飯島誠選手が含まれ、別府選手曰く「他のメンバーはトラック中距離の強化選手たち」らしい。JCFが10月に発表したトラック中距離の強化指定選手は飯島誠選手、朝倉佳弘選手(日本競輪学校)、藤野孝彦(日本競輪学校)、佐藤佑一(順天堂大学)の4名(他に「ナショナルチーム」として内田慶選手の名前も挙がってる)。この中から2〜3名が出場してるということか。
 で、香港島をスタートして青衣まで走る第1ステージが本日行なわれ、正式結果はまだ出ていないものの、三船選手がおそらく6位でフィニッシュしたそう。20人弱が逃げのグループを形成し、後続の集団は2分前後遅れてゴールしたため、総合争いはこの20人ほどの中から、ということになりそう。
 「らしい」「とのこと」「ということか」ばかりの、掲載する意味があるのか不明な情報だけど、さらに明日からは中国に入ってしまうため、頼みの綱の三船選手のダイアリーすら更新できるか微妙だそうな。誰か情報あったら教えてください。
 …誰に言ってる?(^^;>私

(2004年12月26日)

日本の各チームの編成など

 いろいろ漏れ伝わってくる情報はあれど、各チームから正式な発表がなされず、なかなか発表できない。とりあえず、公表しても大丈夫そうな情報を勝手にまとめてみることにする。愛三以外はチームにより正式に発表されたものではないので念のため。

・Team Shimano-VanKeulen-ImaboVanBuren  (コンチネンタルプロチーム登録)
現シマノからは鈴木真理選手がブリヂストンアンカーへ移籍(Nacoさんのとこでは「あのチームに」となっていたけど、土肥志穂さんが自身のblogでそうコメントされてたからいいよね)。阿部、狩野、野寺、大内、廣瀬佳正、山本、土井の現メンバーに加え、ミヤタスバルレーシングチームから品川真寛、立命館大学を卒業し、今年は海外のレースに参戦していた辻貴光の期待の若手2選手が新加入。全員が海外で走るというわけじゃないみたいだけど、なかなか楽しみな布陣ではある。

・チームブリヂストン・アンカー  (コンチネンタルチーム登録)
現シマノの鈴木真理選手が新加入するらしいこと以外はさっぱり不明(ごめんなさい)。

・ミヤタスバルレーシングチーム  (コンチネンタルチーム登録)
三船選手の日記に契約時のことが書かれていたのでそこから拝借。ミヤタスバルはがらっとメンバーが代わり、現メンバーのうち残るのは三船、中川、西村、綾部の4選手のみ。新加入選手は、現キナンCCDの柿沼章、日大の津末浩平、中央大学の水尾和孝、ブリヂストン・アンカーサテライトチーム所属の高野淳、セレーノの森山大知の各選手。若手選手が増えるなぁという印象。

・チームNIPPO  (コンチネンタルチーム登録)
廣瀬敏選手が愛三工業に移籍。詳細はチームの発表を待つべきだろうけど、とりあえず3名の日本人選手が新加入するって話は耳にしてる。来期も海外での活動が中心となるだろう。

・愛三工業レーシングチーム
田中光輝、新保光起、秋田謙、江下健太郎、別府匠、西谷泰治の6選手に加え、現NIPPOの廣瀬敏選手、日大の盛一大選手が新加入。
公式な発表があったわけではないが、三船選手の日記によれば来期愛三はコンチネンタルチームとしての登録をしないらしい。今年大活躍の別府、西谷の2選手を抱えるチームだけに、ジャパンカップなどの大きなレースに出られないであろうことは残念だ。とはいえ、どのレースがどんなカテゴリのレースになるのかは正直さっぱりわからないんだけど。

・キナンCCD  (コンチネンタルチーム登録)
柿沼章選手がミヤタスバルに移籍。また、YOU CANから鈴木太地選手が新加入、するらしい。

 さらなる情報は、各チームの正式発表があってからかな。しかし我ながら中途半端な情報だ(^^;。

(2004年12月25日)

「報道ステーション」三船雅彦選手に密着取材

 何を今更って感じだけども、テレ朝系報道番組「報道ステーション」がミヤタスバルの三船雅彦選手に密着取材を敢行。残念ながら勝利は収められなかったシクロクロス全日本選手権会場にも取材陣が訪れていた。でもってその模様が年明けの1月7日に放送されることが決まったらしい。どんな番組になるのかな。とっても楽しみ。
 で、その三船選手。12月26日から始まるTour of South China Sea出場のため、すでに香港入りしてトレーニングしてるそう。三船選手は今年の香港サイクルクラシックと同様にマルコポーロサイクリングチームで出場するんだろうか? 同じくこのレースに出場する日本ナショナルチームも香港入り。愛三の西谷選手、スミタラバネロ飯島誠選手が選ばれてるらしいことはわかってるんだけども、実際のところ誰が選ばれてるのか教えてくれ(-"-)>JCF

(2004年12月23日)

ツアー・オブ・カタールにシマノ出場

 ライターの土肥志穂さんのblogで拾ったネタです。
 来年1月末から2月頭にかけて行なわれるツアー・オブ・カタールの詳細が届いたそう。日程は1月29日にドーハでのクリテリウムレースがあり、1日休みを挟んで31日〜2月4日まで5日間のステージレースが行なわれる。
 出場チームのリストに、Ag2R、ブイグテレコム(元ブリオシュですね)、ダヴィタモン・ロット、ディスカバリーチャンネル、T-Mobileなどと混ざってシマノの名前が。加えて非公式ながらもう1つ出るチームがあるとかないとかいう話も漏れ伝わって来てる。出場予定選手としてマキュアン、チッポリーニ、ヴォクラーらの名前も挙がってるので、なかなか楽しみなレースではある。とはいえ、リザルト等がなかなか伝わってこないのも事実。志穂さんが招待されることを願ってやまない昨今ではあった。
 詳細はツール・ド・フランスを追いかけてでチェックしてみてくださいね。

(2004年12月23日)

愛三レーシングチーム、来期の体制を発表

 愛三レーシングチームが来シーズンの選手構成を発表した。今シーズン愛三で走った田中光輝、新保光起、秋田謙、江下健太郎、別府匠、西谷泰治の6選手に加え、現NIPPOの廣瀬敏選手、それから日大の盛一大選手が新加入。
 他のチームもあれこれ情報は伝わってくるんだけど、公式に発表されてないんだからしょうがない。早いとこ発表されないかなぁ。

(2004年12月18日)

12月19日(日)横浜でミヤタスバル選手参加のサイクリングイベント開催

 急な話でごめんなさい。12月19日(日)、横浜は山下公園向かいの産業貿易センター(神奈川県民ならお馴染みよね。パスポートの申請に行くとこ)前をスタートし、本牧方面まで往復する全長約30kmのサイクリングイベントが開催されます。主催はレンタサイクル「ハマチャリ」を運営しているナイス・ヨコハマ。このイベントにミヤタスバルレーシングチームから綾部、石田、内山の若手3選手が参加します。参加費は500円、「ハマチャリ」の利用も可能。当日現地での申し込みも受け付けるそうなので、興味のある方はぜひどうぞ。つるりんも参加予定です。詳しくはハマチャリ/イベントのお知らせをご覧ください。

(2004年12月18日)

別府史之選手がラジオ出演

 12月5日、TBSラジオ(954kHz)で日曜午前10時〜12時に放送されている「CUBE〜SUNDAY NEWS PRESENTER〜」に別府史之選手が出演するそう。別府選手は11時50分頃から10分間出演し、ディスカバリーチャンネルへの移籍について話をするとのこと。放送中はFAXも受け付けてるそうなので、激励のメッセージを送ってみるのもいいかもしれない。詳しくは番組サイトをどうぞ。

(2004年12月4日)

バイクナビGP 修善寺グランドクリテリウムリザルト

 11月28日に修善寺は日本サイクルスポーツセンターで行なわれたバイクナビGP修善寺グランドクリテリウム エリートオープンを観戦。オフィシャルサイトに公式リザルトが掲載されていないため、今日はとりあえず大まかな展開と4位までのリザルトで失礼します。
 7月に行なわれた伊豆修善寺サーキット終了時のエリートオープン獲得ポイントランキングトップはミサカレーシングチームの小室選手。以下、2位別府(愛三)、3位西谷(愛三)、4位中川(ミヤタスバル)、5位鈴木(シマノ)、6位飯島(ラバネロ)と続くが、愛三、シマノ、ラバネロは今大会エントリーせず、ミヤタスバルからは4選手がエントリーしているものの、中川選手は出場しなかった。また、ポイントランキング上位の選手も欠場者が多く、現在総合ランキングトップの藤田選手(チームOLD NEW)、ミヤタスバルの4選手を中心とした展開が予想された。
 今回使われたのはツアー・オブ・ジャパンでおなじみの8kmコース。ただし、TOJとは逆回り(というか、今回のが正回りなんだけど)のコース設定となっている。なかなかに厳しい上りが連続する8kmコースを7周する全長56kmで争われた。
 レース序盤から動きがあり、2周目にはミヤタスバル綾部、品川、チームOLD NEW藤田、チームオーベストラピエールの西谷を含む6〜7人が飛び出す形となった。周回を重ねるうちに先頭グループが絞られ、最終的にはミヤタスバル綾部、品川、チームOLD NEW藤田、チームオーベストラピエールの西谷の4人での勝負となった。6周目で動いたのは西谷選手。残りの3人に20〜30秒ほどの差をつけた。3人で後を追ったが差はなかなか縮まらず、結局そのまま逃げ切りで西谷選手が優勝。足を残していた藤田選手が2位に入り、ミヤタスバル綾部、品川両選手は仲良く3位、4位でフィニッシュした。
 写真も撮ってきたので、そのうちレポートを書こうと思いつつ、あれこれ山積みでいつになることやら…(^^;。

順位名前チーム
1西谷 雅史チームオーベストラピエール
2藤田 晃三チームOLD NEW
3綾部 勇成ミヤタスバルレーシングチーム
4品川 真寛ミヤタスバルレーシングチーム

(2004年11月28日)

シマノレーシングのサイトにツール・ド・台湾レポート&リザルト掲載

 タイトルそのままだ(^^;。2004年10月30日〜11月4日開催のツール・ド・台湾のレポート&リザルトがシマノレーシングのページに掲載された。出場していたのは知ってたけど、なかなか情報が伝わって来なくて、どうなったんだろうとずっと思ってたので、結果がわかってちょっとすっきり(笑)。
 第4ステージがかなり過酷なコースプロファイルだったようで。国内のレースであれだけ上りの強さを見せる狩野選手が、トップのミズバニ選手(ジャイアントアジア)から7分近くも遅れてしまったっていうんだからその過酷さが伺えるってもんです。結局それが最後まで響いて狩野選手は個人総合3位という結果に終わった。ツール・ド・北海道で個人総合優勝を果たし、ツール・ド・おきなわも獲ったワン・カンポ(ジャイアントアジア)がステージ2勝とスプリント賞ゲットですか。強いなぁ。

(2004年11月28日)

シマノがコンチネンタルチームのスポンサーに

 www.cyclingnews.comで見かけてびっくりしたのが、シマノが来年オランダを拠点とするコンチネンタルチームのメインスポンサーになるというニュースだ。日本のシマノレーシングはそのままで、ただスポンサードするだけかと思ったら、スポンサーが降りてしまって今シーズン限りで解散となるBankGiroLoterij(オランダ)の監督・選手+シマノレーシングの監督・選手で構成される、新しいコンチネンタルチームが誕生するということらしい。シマノレーシングからは8選手がこのチームに加わるとのこと。ちなみに使用バイクはコルナゴ、2008年の北京オリンピックを念頭に活動することとなる。
 いやしかし、日本のロードレース界における大きなニュースをwww.cyclingnews.comで知ることになるとは。せめて日本のメディアとかシマノのサイトとかで知りたかったんだけど…。

(2004年11月27日)

田代恭崇選手企画のサイクリングイベント開催

 アテネ五輪ロード代表の田代恭崇(ブリヂストンアンカー)選手が企画したサイクリングイベントが12月12日(日)茨城県つくば市で開催される。自転車整備教室、乗り方教室、サイクリング、昼食(希望者のみ)といった内容で、つくば市近隣の親子と一般参加者が対象。参加費は傷害保険料込みで一人1000円。親子参加者の場合は何人参加でも上限2000円とのこと。応募締め切りは11月30日(火)、先着100名とのことなので、参加希望の方はお早めに。詳細はYasutaka Tashiro Official Home Pageをどうぞ。

(2004年11月25日)

ツールが舞台のフランスアニメ12月下旬より公開

 ツール・ド・フランスを舞台にしたフランスアニメ「ベルヴィル・ランデブー」が12月下旬より順次公開される。
 舞台は戦後間もないフランス。自転車選手を夢見る孫のシャンピニオンのトレーニングを来る日も来る日も見守ったおばあちゃん。やがてシャンピニオンの夢は現実となり、ツール・ド・フランス出場が叶った。が、残念ながらシャンピニオンは途中リタイヤ。回収車に乗り込んだものの、その車がマフィアの車で…。孫を救うために立ち上がったおばあちゃん。愛犬のブルーノ、それから偶然出会った三つ子の老婆とともに悪に立ち向かう、とこんなストーリーのアニメ映画だ。
 とにかくさすがフランス映画。自転車、レースの描写がめっちゃ細かいらしい。ファウスト・コッピも出てくるらしいよ。正直、絵があんまり得意じゃないんだけども(いかにも外国なデフォルメが苦手)、それでもぜひとも見てみたい映画ではある。
 公開は12月18日テアトルタイムズスクエア(新宿)を皮切りに全国順次ロードショー予定とのこと。海外ロード好きな方、ぜひチェックを。公開情報などはオフィシャルサイトでご覧ください。

(2004年11月25日)

バルトリ引退

 チームCSCのミケーレ・バルトリ(34歳)が24日イタリアはミラノで引退を表明。2002年、2003年と2年連続でジロ・デ・ロンバルディアを制すなど、過去12年に渡り50勝以上上げてきたバルトリだが、今年のツールを膝の故障でリタイヤ。シーズン中、故障を抱え、思ったようなレースができず、今期限りの引退を決意したそう。「もし自転車界に戻ることがあったらビヤンヌ(リース監督)と一緒に働きたい」とコメントしている。
 バルトリというと、つるりん的にはジロ・デ・ロンバルディアの表彰台で両手を挙げるとおへそが見えちゃう姿が印象的だが(どんな印象や(^^;)、そんな姿が見られないのは淋しいなぁ。

(2004年11月25日)

J SPORTS ジャパンカップの模様を放送

 ジャパンカップの記事が載った雑誌が店頭に並びましたね。写真を見ても例年にない盛り上がりだったことが見て取れます。
 さてそんなこんなのジャパンカップの模様が、12月18日(土)19時〜20時、J SPORTS 3で放送されます。ジャパンカップダイジェストに加え、ダミアーノ・クネゴインタビューなども。番組名は「サイクルロードレース・スペシャル #1」。ってことは以降も続くのか?
 ちなみにファンライド12月号P.97の記事中の「J SPORTSチャンネル1にて」ってのは誤植です。ちなみについでに、12月20日発売のファンライド1月号(予価980円)の付録DVDにジャパンカップの映像が収録されます。ちなみについでのついでにまったく関係ないことを申し上げるならば、そのDVDにはミヤタスバル真鍋選手のペダリング講座も収録。1月号は2005年スポーツバイクカタログCD-ROMと2枚付属だ。頑張ってるなぁ>ファンライド

(2004年11月25日)

キナン柿沼選手、来期ミヤタスバルに移籍

 キナンCCDの柿沼章選手が来期ミヤタスバルレーシングチームで走ることを発表。ゴルゴさんというとキナンのイメージが強く、このニュースはミヤタスバルサポの私にも衝撃だった。
 他方、ミヤタスバルからは真鍋和幸選手が移籍するそう。どこのチームというのはまだ発表されていないようだけど、どこに行くにせよ来期の走り、期待したいです。
 来シーズンは日本のロード界の将来を見据えたいろいろな動きが見られる年となりそう。 早く具体的に見えてくるといいな。

(2004年11月18日)

第16回ツール・ド・おきなわはワン・カンポが4度目の優勝

 11月14日、沖縄北部地区で開催された第16回ツール・ド・おきなわは、ホンコンチャイナナショナルチームのワン・カンポが優勝。1995年大会、1998年大会、2000年大会に続く4回目の優勝を飾った。
 20km過ぎにミヤタスバル綾部、ブリヂストンアンカーの清水裕輔を含む4人の逃げが決まった。その後、集団からミヤタスバル西村、キナン柿沼ら4人が抜け出しをはかり、43km地点で先頭4人と2番手4人の差は約2分、そこから約3分遅れて大集団という状況だった。その後、110kmを越えたあたりで2番手グループは集団に吸収。先頭集団と後続の差も徐々に縮まり、速度が上がりバラけ始めていた後続集団に吸収された。
 代わって先頭に立ったのはシマノの狩野、鈴木、野寺、ブリヂストンアンカーの福島晋一、康司、愛三工業の別府、新保、ミヤタスバルの真鍋、キナン橋川、ジャイアントのホランズ、ホンコンチャイナのワン・カンポら有力選手を含む20人ほどの集団。幾度かアタックが繰り返され、ここから数人が脱落した。残り15kmの地点で先頭集団に残っていたのは、シマノ狩野、ブリヂストンアンカー福島晋一、愛三新保、別府、キナン橋川、ホンコンチャイナのワン・カンポ、カナダのアーカー、トールース、チャイニーズタイペイのクァンファの9人。福島晋一がアタックするも、他の選手が反応。以降アタック合戦となる。残り約4kmの地点でワン・カンポがアタック。ワン・カンポは後続との差を広げ、2位の福島晋一に26秒の差をつけてゴールした。自身4度目となるツール・ド・おきなわ優勝で、9月に行なわれたツール・ド・北海道総合優勝に続く優勝となった。

順位名前チームタイム
1ワン・カンポホンコンチャイナ4.58.08
2福島 晋一ブリヂストンアンカー+0.26
3ジェイコブ・アーカーカナダ+0.46
4新保 光起愛三工業+0.48
5ライ・クァンファチャイニーズタイペイ+1.10
6別府 匠愛三工業+1.10
7橋川 健キナンCCD+1.10
8マシュー・トールースカナダ+1.10
9狩野 智也シマノレーシング+1.14
10真鍋 和幸ミヤタスバル+2.32

(2004年11月16日)

世界選手権、ジロ・デ・ロンバルディア放送

 本日(7日)、NHK BS 1にてロード世界選手権(14:10〜15:00)、J SPORTS 3にてUCIワールドカップ第10戦 ジロ・デ・ロンバルディア(17:00〜18:45 初回)が放送されます。要チェック!
 ちなみにツール・ド・北海道、ツール・ド・北海道と騒いでたわりに初回放送を逃した私のようなうっかりさん(;_;)は、明日(8日)13:00〜15:00にJ SPORTS 3で再放送されます。これまた要チェックです。って私だけ?(^^;

(2004年11月07日)

ツール・ド・チャイナやっとこさリザルト発表

 やっとこさツール・ド・チャイナオフィシャルサイトにリザルトが掲載されました。各ステージの成績(3位まで)は以下の通り。

★第1ステージ(個人タイムトライアル)
1位 LUOJIANSHI(P.L.A Team/中国)
2位 福島 晋一(日本ナショナルチーム)
3位 SONGSHUHAI(Guangdong Team/中国)
★第2ステージ
1位 WANGFEI(Liaoning Team/中国)
2位 Tomasz LESNIAK(Dominscout-Snieska-Lody/ポーランド)
3位 LIUYAN(Guangdong Team/中国)
★第3ステージ
1位 福島 康司(日本ナショナルチーム)
2位 福島 晋一(日本ナショナルチーム)
3位 Tomasz KLOCZKO(Dominscout-Snieska-Lody/ポーランド)
★第4ステージ
1位 Tomasz LESNIAK(Dominscout-Snieska-Lody/ポーランド)
2位 LIUYAN(Guangdong Team/中国)
3位 西谷 泰治(愛三工業レーシングチーム)

 でもってツール・ド・チャイナ最終結果は以下の通り。

★個人総合タイム
1位 福島 康司(日本ナショナルチーム)
2位 福島 晋一(日本ナショナルチーム)
3位 Tomasz LESNIAK(Dominscout-Snieska-Lody/ポーランド)
★個人総合ポイント賞
1位 福島 晋一(日本ナショナルチーム)
2位 西谷 泰治(愛三工業レーシングチーム)
3位 福島 康司(日本ナショナルチーム)
★団体総合
1位 日本ナショナルチーム
2位 マルコ・ポーロサイクリングチーム
3位 愛三工業レーシングチーム

 結局フジテレビ系列での放送ってどうなったんだろうか? 「めざましテレビ」をとりあえず7時〜8時までの間チェックしたけど、多分放送しなかったんじゃなかろうか。5時台、6時台でやったのかな。ご覧になった方がいらしたら教えてください。

(2004年11月2日)

ツール・ド・チャイナもうちょい詳報

 いまだオフィシャルサイトにはリザルトが載ってないんだが…。愛三工業レーシングチームオフィシャルサイトと真鍋和幸選手のサイト江戸紫超特急的 真鍋商店にてもうちょっとだけ情報ゲット。

★個人総合時間
1位 福島 康司(日本ナショナルチーム)
2位 福島 晋一(日本ナショナルチーム)
3位 ?(???)
4位 西谷 泰治(愛三工業レーシングチーム)
10位 真鍋 和幸(日本ナショナルチーム)
★個人総合ポイント賞
1位 福島 晋一(日本ナショナルチーム)
2位 西谷 泰治(愛三工業レーシングチーム)
3位 ?(???)
★団体総合
1位 日本ナショナルチーム
2位 マルコ・ポーロサイクリングチーム
3位 愛三工業レーシングチーム

 抜けてるとこはわかり次第埋めます。
 でもってフジテレビ系列での放送の件。「スーパーニュース」を一通りチェックしてたんだけどたぶん放送せず(ギリギリまで見ててドイツ語のレッスンに遅れた間抜けな私。多分他の誰より教室に近いんだろうに)。今晩の「すぽると!」(23:55〜24:35)か明日の「めざましテレビ」(5:25〜8:00)あたりを要チェックか。ちなみに福島兄弟公式サイトの掲示板に明日「めざましテレビ」でツール・ド・チャイナの模様が数回放送されるという情報が載っていました。
 追記:「すぽると!」でも放送されませんでした。やっぱり「めざましテレビ」?

(2004年11月1日)

別府史之選手、ディスカバリーチャンネルへ

 今年フランスのラポム・マルセイユで走り(日本ではブリヂストン・アンカーに所属)、8月31日〜9月5日開催のU-23のGIRO VALLE D'AOSTA(UCI 2.6)でステージ優勝を果たすなどの活躍を見せた別府史之選手が来期ディスカバリーチャンネル(現USポスタル)で走ることが決まった。
 有力な日本人選手を探していたブリュイネール監督が今シーズンの活躍を目に留め、監督直々「うちのチームに興味はあるか?」と連絡を取ってきたそう。史之選手の返事は「もちろんっ!」。契約期間は2年間。このチャンスをどう活かしてくれるのか。来期の活躍が本気で楽しみです。頑張れ!

(2004年10月31日)

ロード世界選手権の放送は11月7日BS 1にて

 ロードの世界選手権の放送予定をNHKのサイトでチェックできました。
 放送日は11月7日(日)午後2時10分〜3時NHK BS1で放送されます。例年、エリート男子ロードのみの放送だったけど、今年は50分の放送枠の中で男子ロードレース、男子個人タイムトライアル、女子ロードレース(いずれもエリートか)が放送されるそう。解説は今年もまた今中大介氏と砂田弓弦氏。お楽しみに(^^)。

(2004年10月31日)

ツール・ド・チャイナ速報

 福島晋一選手、康司選手のオフィシャルサイトBonne Chance!からの情報です。10月29日〜31日まで行なわれていたツール・ド・チャイナは、日本ナショナルチームの福島康司選手が総合優勝を果たした。総合2位は福島晋一選手で、晋一選手はポイント賞も獲得。また日本ナショナルチームがチーム総合1位となった。
 福島晋一選手と康司選手は、30日に行なわれた第3ステージ(山岳ステージ)で逃げを決め、後続に4分の差をつけて手をつないでゴールしたそう。他のステージの優勝者は誰なんだろうな。詳細がわかったら追って報告いたします。
 それから明日フジテレビ系列のニュースで放送されるという話が。30日(土)には夕方のスーパーニュースのスポーツ枠で前日のレースの模様が放送されていたのでそのあたりの番組だろうか。ご存知の方がいらしたら教えてください。

(2004年10月31日)

Tokyoエンデューロにイイミワさんゲスト参加

 毎度おなじみフラットハンドルオンリーのエンデューロイベント、ファンライドプレゼンツTokyoエンデューロ。今年は冬にも行なわれる。12月23日(祝・木)昭和記念公園で行なわれるこのイベントにイイミワこと飯島美和さん、ファンライド表紙でおなじみの松原渓さんがゲストで来場。イイミワさんはMCでの参加なんだけども、松原渓嬢とドリームチーム結成との噂も。詳しくはこちらをどうぞ。

(2004年10月30日)

ロード世界選手権放送予定?!

 イタリアはヴェローナで行なわれたロードの世界選手権。エリートのレースの模様が今年もNHK BS1で放送されるらしい。NHKのサイトにはまだ掲載されてないものの、カメラマンの砂田弓弦さんのサイトのインフォメーションによるなら11月7日(日)14時10分〜15時放送予定とのこと。詳細がわかったら追って掲載いたします。

(2004年10月30日)

2005年ツールのコース発表

 2005年ツール・ド・フランスのコースが発表された。マップはこちら
 今年のツールはベルギーのリエージュをスタートし、反時計回りにピレネー、アルプスを経てゴール地点のシャンゼリゼに至るコースだったのに対し、今年はフランス西岸での個人タイムトライアルを皮切りに、時計回りに進む。そして第7ステージでドイツに入り、ゴール地点はカールスルーエ、第8ステージのスタート地点はフォルツハイムというコース設定となっている。きっとT-Mobileの応援がすごいんだろうなぁ。い、行きたいぞ。
 ということで、2005年はアルプス→ピレネーの順で通過する。山岳ステージの数は6で、山頂ゴールは3ステージ。ちょっと少ないのね。山頂ゴールのステージはゴール時の山岳ポイント2倍というルールはどうなるんだろう?
 しょっぱなの個人タイムトライアルは距離19kmとちょい長め。プロローグではなくて第1ステージという扱いだろうか。タイムトライアルは、他にチームタイムトライアルが1回とシャンゼリゼゴールの前日に個人タイムトライアルがあるだけ。個人TTが少ないのね。
 果たしてこのコースプロフィール、誰に有利なものとなるのか。来年のツールも楽しみです。

(2004年10月30日)

ツール・ド・チャイナ日本代表&愛三メンバー発表

 間近に迫った第13回ツール・ド・チャイナ2004(10月29〜31日開催)。日本からは日本代表と愛三工業レーシングチームが出場する。各チームメンバーは以下の通り。

★日本代表
飯島 誠(スミタラバネロパールイズミ)
真鍋 和幸(ミヤタ・スバルレーシングチーム)
福島 晋一(チームブリヂストン・アンカー)
福島 康司(チームブリヂストン・アンカー)
柿沼 章(キナンCCD)
★愛三工業レーシングチーム
田中 光輝
新保 光起
秋田 謙
別府 匠
西谷 泰治
坂口 博

 …って、私は書いてある通りのことを引き写してるだけなんだけども、日本代表5名、愛三6名でOK? 坂口選手って国体で引退じゃなかった? 首を傾げつつ更新。
 ちなみに他にはドミンスカウト・スニエスカ・ロディ(TT3/ポーランド)、マルコポーロ・サイクリング(TT3/オランダ)、香港代表、モンゴル代表、韓国体育大学、寧夏選抜、P.L.A 八一部隊選抜、遼寧選抜、黒龍江選抜、広東選抜なんてなチームが出場します。

(2004年10月26日)

第13回ジャパンカップはシンケヴィッツ優勝

 宇都宮より7時半頃帰還しました。完全ヲカマ声になってしまった風邪っぴきつるりんゆえ、ちゃんとしたレポートはまた後日。細かな(?)展開については現地からちまちま中継したDie Tage des Fahrradをご覧いただくとして、とりあえずジャパンカップ(UCI1.3)のリザルトのみ掲載します。

順位名前チームタイム
1パトリック・シンケヴィッツクイックステップ4.01.30
2ダミアーノ・クネゴサエコ+0.01
3マニュエル・クインツァートランプレ+0.44
4シルベスター・シュミットサエコ+0.46
5レオナルド・ベルタニョッリサエコ+0.48
6ブラム・タンキンククイックステップ+1.59
7マルコ・マルツァーノランプレ+1.59
8ファビアン・イェーカーサニエルデュバル+2.00
9フアンホセ・コボアセボサニエルデュバル+2.10
10狩野 智也シマノレーシング+2.13

(2004年10月24日)

ジャパンカップ情報 その8

 今週末に迫ったジャパンカップ。まずは国内チームの出場予定選手一覧から。

★JPCA
飯島 規之
大塚 英伸
林 次郎
菊地 大輔
内田 慶
★チームNippo
岡崎 和也
広瀬 敏
池本 真也
清野 慶大
ジュゼッペ・リボルツィ
★チームブリヂストン・アンカー
福島 晋一
福島 康司
清水 裕輔
佐野 友哉
宮崎 景涼
★シマノレーシング
今西 尚志
狩野 智也
鈴木 真理
野寺 秀徳
広瀬 佳正
★愛三工業レーシングチーム
田中 光輝
新保 光起
坂口 博
別府 匠
西谷 泰治
★ミヤタ・スバルレーシングチーム
三船 雅彦
真鍋 和幸
中川 康二郎
橋本 健
品川 真寛
★スミタ・ラバネロ・パールイズミ
飯島 誠
米山 一輝
飯野 嘉則
福士 達郎
天笠 辰一
★キナン・CCD
橋川 健
柿沼 章
数元 章
小嶋 洋介
住田 修
★ユーキャン・スペシャライズド
流郷 克哉
田中 泰治
鈴木 太地
児玉 規英
安藤 康洋

 今年はキングこと三浦恭資選手は出場しないのね。なんか淋しいなぁ。
 海外選手最終リストはジャパンカップ情報 その7に掲載してあります。
 ジャパンカップのレースの模様は、CyclingWeb.jpがテキストライブ中継してくれるそう。観戦できない方はせめて文字でチェックしてください。私もblogでお届けしたいとこですが、私の携帯はなぜか感度がよろしくない(ツアー・オブ・ジャパンで宇都宮に行った時、旦那の携帯はアンテナ立ってるのに私のは圏外って場所が多かった。同じauなのに何でだ?)ため、ちょっと難しいかも。まぁ一応トライしてみるつもりですが。
 それから、アンケートに答えた人の中からキャノンデールのロードとサエコのエスプレッソマシンが当たる恒例のアンケートプレゼントは今年も健在。今年はキャノンデールR800が2台(フレームサイズ540mmの赤いのと520mmの白いのの2台。お値段各228,900円也)とサエコのスーパーイデア(34,650円)が2台の計4名様に当たるそうです。アンケート書かなくちゃ♪
 …はいいんだが、海外チームの選手の来日に台風は影響しないんだろうか? 確か木曜日に日本入りすると聞いたような…。だったらもう過ぎ去った後かな。とりあえず週末に当たらなかったことを感謝すべきかしらん。

(2004年10月20日)

Tarzan 430号にイイミワさん登場

 イイミワさんご本人提供の情報です(笑)。
 10月27日(水)発行のTarzan 430号の特集1「30歳からの食事学」にイイミワさんが登場するそう。30代の五輪代表選手、誠さんを支える奥様な感じの記事なんでしょうね。ファンの方、要チェックです。私も買います(^^)。
 で、ついでに宣伝させていただくなら、ご本人からの情報提供大歓迎です(笑)。載せたい情報があったらメールフォームからぜひどうぞ。

(2004年10月18日)

東京国際自転車展にペタッキ、バッソが来場

 11月19〜21日、東京はビッグサイトで開催される2004 東京国際自転車展にアレッサンドロ・ペタッキ(ファッサボルトロ)、イヴァン・バッソ(CSC)、ガンリタ・ダール(FSA アテネ五輪MTB女子クロスカントリー金メダリスト)が来場するんですって。CyclingWeb.jpによるならば、ペタッキは19日(金)、20日(土)にピナレロ・ジャパンのゲストとして来場し、トークショー、サイン会などを行なう予定とのこと。バッソ、ダールもトークショー、サイン会が予定されているそう。なんかすごいことになってます。

(2004年10月17日)

全日本実業団クリテリウムINいわき速報

 Die Tage des Fahrradで携帯から無理矢理速報をお届けしておりましたが、BR-1(全日本実業団の一番上のカテゴリー)の速報をもう一度簡単にまとめておきます。レポートはまた後日(いつになるんだか)。
 まず10月16日(土)に予選が行なわれた。予選は2組に分けて行なわれ、第1組39名、第2組40名が出走。各組上位15名が勝ち上がり、残りは17日早朝に行なわれる敗者復活戦に回る。そして敗者復活戦の上位15名が復活。計45名が決勝に出場することとなる。
 予選第1組では序盤にシマノの土井がアタック。キナンの橋川、シマノの狩野がこれを追い、3人での逃げとなった。3人はこのまま逃げ切り、決勝進出を決めた。後続は集団スプリントの結果、Die Tage des Fahrrad BR-1予選リザルトにまとめた15名が決勝に進んだ。
 一方、予選第2組は1周目からNippoの広瀬が逃げるも、次の周回で吸収。逃げは決まらず、主要集団22名のままゴールスプリントとなった。同じくDie Tage des Fahrrad BR-1予選リザルトの15名が決勝進出。
 10月17日(日)朝8時20分からBR-1敗者復活戦が行なわれた。出走は49名。愛三坂口らが積極的に攻めるも、逃げは決まらず、ラストは大集団のまま集団スプリントとなった。決勝に進んだのはDie Tage des Fahrrad BR-1敗者復活戦リザルトにまとめた15名。今季限りの引退を表明し、実業団のレースはこれが最後となる愛三の坂口選手は集団後方でのゴールとなり、決勝へは進めなかった。
 そして決勝。決勝は1.43km×30周の42.9kmで争われた。このレースでも最初に動いたのはシマノの土井。3周目に逃げを決め、次の周回までに同じくシマノの狩野ミヤタスバルの中川キナンの柿沼Nippoの広瀬の4人が追いつき、5人での逃げとなった。5人は集団とのタイム差を徐々に伸ばし、残り10周を切ったあたりでは1分半ほどの差をつけた。1分半って聞くとそれほどでもない気がしちゃうけど、なにせ1周1.43kmだからね。むしろ大集団を30秒差で追うような形で展開。そのうち集団をラップしてしまいそうな勢いだった。残り5周ぐらいだったか。先頭5人からシマノの狩野がアタック。中川が追うもつききれず、結局狩野がそのまま逃げ切って優勝を果たした。
 ちなみに決勝前に前述の愛三の坂口選手と、同じく今季限りで引退するシマノの今西選手の引退セレモニーが行なわれた。今後はそれぞれ愛三、シマノの社員として活躍されるそう。でもなーんかもったいないよな〜と思ってしまう。背後からの写真になっちゃったけども、一応写真も撮ったのでレポートページに掲載する予定。

順位名前チームタイム
1狩野 智也シマノレーシング1.04.36
2広瀬 敏Team Nippo+0.29
3中川 康二郎ミヤタスバルレーシングチーム+0.29
4土井 雪広シマノレーシング+0.29
5柿沼 章キナンCCD+0.33
6今西 尚志シマノレーシング+1.21
7三船 雅彦ミヤタスバルレーシングチーム+1.21
8大内 薫シマノレーシング+1.21
9山本 雅道シマノレーシング+1.21
10三浦 恭資キナンCCD+1.21

(2004年10月17日)

世界選手権情報 その3

 今更でごめんなさい。途中で止まってた世界選手権情報です。
 まずエリート女子ロード(132.75km)。日本からはファルムフリッツの沖美穂選手が出場した。
 この日の天気は曇り。なのにずいぶん気温が高かったらしい。
 暑さの影響もあったのか、レースはなかなか動かなかった。動きがあったのは9周回の6周目。上りでスイスのサラ・グラブがアタックし、カナダのウィルロック、スペインのルアノ、オーストラリアのヘムスリーが追いついて、4人での逃げとなった。が、残り2周で後続集団からフランスの選手がアタック。集団のペースが上がって4人はたちまち吸収された。さらに有力選手がここからペースを上げ、30人ほどの先頭集団が形成された。沖選手はこの集団に入れなかった。
 最後の周回に入り、石畳の区間でオランダのベルトマンがアタック。Bubnenkovaが後を追い、やがてベルトマンに追いついた。ベルトマンは着いていかれず単独に。後続からイタリアのグデルゾが追いついて、しばらく2人での逃げとなるも、山頂手前で4人が追いつき、先頭グループはBubnenkova、グデルゾ、アーント(ドイツ)、ソマリバ(スペイン)、Pucinskaite(リトアニア)、ブレンドリ(スイス)の6人となった。
 下りでドイツのアーントがアタック。イタリアのグデルゾが後を追った。残り3kmを切ったあたりでアーントとグデルゾのタイム差は6秒。この差がなかなか詰まらない。結局アーントが逃げ切って虹色のジャージを手に入れた。2位はグデルゾ、3位争いは10人でのスプリント勝負となり、これを制したのがノルウェーのヴァレンという結果となった。
 沖選手はトップから6分9秒遅れの集団でゴール。一度は35位とアナウンスされたが、リザルトに訂正が入り、34位フィニッシュという結果となった。
 詳細はCyclingWeb.jpのテキストライブレポートを見ていただければ。あ、cyclingnews.comに沖さんの写真が載ってるよ。真ん中ヘンの奥にいるブルーと白のジャージに白いヘルメットの選手が沖選手。

順位名前タイム
1Judith Arndtドイツ3.44.38
2Tatiana Guderzoイタリア+0.10
3Anita Valenノルウェー+0.12
4Trixi Worrackドイツ+0.12
5Modesta Vzesniauskaiteリトアニア+0.12
6Nicole Braendliスイス+0.12
7Joane Somarriba Arrolaスイス+0.12
8Svetlana Bubnenkovaロシア+0.12
9Mirjam Melchersオランダ+0.12
10Edita Pucinskaiteリトアニア+0.12
34沖 美穂日本+6.09

 でもって残りのエリート男子ロードは放送されるまで結果を知りたくないって人もいると思うので、別ページに掲載予定。今更予定もなにもあったもんじゃない気もしないでもないが(^^;。

(2004年10月10日)

UCIワールドカップ第9戦 パリ〜ツール本日開催

 UCIワールドカップ第9戦の「パリ〜ツール」が今日開催される。去年の覇者はエリック・ツァベル(T-Mobile)。ブエルタに続き、ツァベル、ペタッキ(ファッサ)、フレイレ(ラボバンク)、オグレディ(コフィディス)のガチンコスプリント勝負が見られるのかと思っていたら、ツァベルもペタッキも出場しないんだそうだ。ツァベルが出場しないなんて珍しい、もしや故障でも?と思ったら、ホントに故障だった。といっても落車しての故障ではなく、今週梯子から落ちてかかとの骨を骨折したとのこと。梯子?(^^; シーズン終盤でよかったというべきなのかどうなのか。また、ペタッキは胃腸のトラブルで不出場。トム・ボーネン(クイックステップ)も不出場となった。
 スタートリストはhttp://www.cyclingnews.com/road/2004/worldcup04/paristours04/?id=startlistで見られます。

(2004年10月10日)

ツール・ド・北海道ハイライト J SPORTSで放送

 本日深夜0時30分〜2時30分(というのは日曜日が終わって、日が変わった0時30分からのことです。最近テレビ局では「26時30分」みたいな表現するからワケわからん。放送終了までを一日とカウントするのはテレビ局側の都合であって、視聴者に押し付けるべきじゃないと思うんだけど、こう思うのは私だけ? 閑話休題)、まずは北海道文化放送でツール・ド・北海道ハイライト番組が放送される。北海道の方はぜひチェックしてみてください。
 でもってJ SPORTSでの放送スケジュールが決定。J SPORTS 1、2、3それぞれで放送があるので、見られる人は要チェック。放送スケジュールは以下の通りです。

チャンネル日 付時 間
 J SPORTS 3 11月3日 16:00〜18:00
 J SPORTS 3 11月8日 13:00〜15:00
 J SPORTS 3 11月10日 21:00〜23:00
 J SPORTS 1 11月12日 19:00〜21:00
 J SPORTS 2 11月15日 15:00〜17:00

(2004年10月10日)

世界選手権情報 その2

 イタリアはヴェローナで開催されているロードの世界選手権についての情報です。現在最後の競技、エリート男子のロードレースが行なわれている最中なんだけども、とりあえずここまで行なわれた競技について、日本人選手の結果を中心に振り返ろうと思う。
 まず最初に行なわれたジュニア女子TT(15.75km)。日本からは萩原麻由子選手(群馬 伊勢崎女子高校)が出場。しょっぱなの競技でしょっぱなのスタートだった(cycling.newsに写真が載ってた。写真はこちら)。結果はトップのTereza Hurikova(チェコ)から2分24秒87遅れの30位。
 でもってジュニア男子TT(24.05km)には森本隆太選手(和歌山 県立紀北工業高校)が出場。全74人中6番目にスタートした森本選手は、金メダルを獲得したPatrick Gretsch(ドイツ)から4分59秒13遅れの70位という結果だった。
 10月1日に行なわれたジュニア女子ロードレース(73.75km)に、TTに出場した萩原麻由子選手が出場した。萩原選手は何度も集団から遅れかけるが、そのたびに復帰。結局トップから1分58秒遅れの集団でゴールした。初めてのヨーロッパ国際レース参戦にして66人中21位完走という結果は立派だと思う。今後も要注目の選手です。優勝したのはオランダのMarianne Vos。詳しくはCyclingWeb.jpでどうぞ。テキストライブレポートが載ってます。
 同日行なわれたU-23男子ロードレース(177km)には、別府史之選手(ブリヂストンアンカー)と品川真寛選手(ミヤタスバルレーシングチーム)が出場。個人的に2人の走りに期待していたんだけども、8月に内転筋を痛め、調子を落としていた品川選手は、全12周の8周目でリタイヤ。トップコンディションで走れていたらと残念だけどしょうがない。コンディションを上げてジャパンカップに臨んで欲しいです。で、勝ったのはベラルーシのKanstantsin Siutsou。逃げのグループからアタックし、反応した数人を振り切ってさらにアタック。残り数kmを単独で逃げての勝利だった。別府選手は終盤ペースが上がった時に集団内で前の選手と接触してフロントホイールが振れてしまうというトラブルが。前輪がブレーキに当たるトラブルを抱えながらもトップから2分40秒遅れの29位でゴールした。トラブルがなかったら、いいところを狙えていたであろうことを考えると残念だ。でもこの2人は今後の活躍が楽しみだな。cyclingnews.comにスタート前の2人の写真が載っていた(写真はこちら)。また、詳細についてはCyclingWeb.jpでどうぞ。テキストライブレポートが載ってます。
 10月2日に行なわれたジュニア男子ロードレース(132.75km)には島田真琴選手(法政大学)とTTに出場した森本隆太選手(和歌山 紀北工業高校)の2名が出場。レースは序盤からハイペースで展開した。森本選手は1周目の落車の影響もあって早々に集団から遅れてしまった。最後まで諦めずに走ったが、周回遅れでのゴールとなって未完走という扱いになった。島田選手は中盤まで先頭集団で頑張ったが、そこから遅れ、トップから23分40秒遅れの集団でゴール。116位という結果に終わった。優勝したのはチェコのRoman Kreuziger。ラスト1周で先頭集団からチュニジアのRafaa Chtiouiがアタック。Kreuzigerはこれに追いついて、ラストはスプリント勝負でKreuzigerに軍配が上がった。詳細はCyclingWeb.jpのテキストライブレポートをご覧ください。
 エリート女子ロード、エリート男子ロードについては明日にでもまとめます。

(2004年10月3日)

ツール・ド・北海道放送予定

 9月15日〜20日開催のツール・ド・北海道の放送スケジュールが発表された。まずは10月11日(月・祝)0時30分〜2時30分に北海道文化放送で放送予定。また、11月中旬にJスポーツで放送される予定となっている。
 どうでもいいけど、もうJスカイスポーツじゃありませんので念のため(笑)>日本自転車競技連盟さん

(2004年10月3日)

ジャパンカップ情報 その7

 んがっ! 昨日リストを載せたばっかだってのに、ジャパンカップ海外選手の最終リストが今日発表された。ちょっと変更あり。
 大きなところでは、昨年2年連続3度目の優勝を果たしたランプレのバルベーロがリザーブに回ってしまった。加えて「安いよ安いよ」のブラマーティ(しつこいって(^^;)が正規メンバーに選ばれた。ということでもう一度リストを掲載しておきます。とりあえず最終リスト。

★ランプレ(イタリア)
アレッサンドロ・バッラン(イタリア)
パオロ・ボッソーニ(イタリア)
マルコ・マルツァーノ(イタリア)
マルコ・ピノッティ(イタリア)
マニュエル・クインツァート(イタリア)
※セルジョ・バルベーロ(イタリア)
※マリアノ・ピッコリ(イタリア)
※ミケーレ・スコットダブスコ(イタリア)
★クイックステップ・ダビタモン(ベルギー)
パトリック・シンケヴィッツ(ドイツ)
ケビン・フルスマン(ベルギー)
ブラム・タンキンク(オランダ)
ユルゲン・バンゴレン(ベルギー)
ダヴィデ・ブラマーティ(イタリア)
※ペドロ・オリリョ(スペイン)
※フアン・メルカド(スペイン)
★サエコ(イタリア)
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
レオナルド・ベルタニョッリ(イタリア)
フアン・フエンテス(スペイン)
アンドレアス・マツバッハー(オーストリア)
シルベスタ・シュミット(ポーランド)
※ミルコ・チェレスティーノ(イタリア)
※アレッサンドロ・スペツィアレッティ(イタリア)
★サニエルデュバル(スペイン)
ミゲルアンヘル・ペルディグエロ(スペイン)
レオナルド・ピエポーリ(イタリア)
ダヴィド・カニャダ(スペイン)
ホアキム・ロドリゲス(スペイン)
フランシスコ・ベントソ(スペイン)
※マニュエレ・モーリ(イタリア)
※ルーベンス・ベルトリアーティ(スイス)
★ブリオシュ・ラブランジェール(フランス)
ワルター・ベネトー(フランス)
アントニー・ジェラン(フランス)
ジェローム・ピノー(フランス)
フランク・ルニエ(フランス)
ジョバンニ・ベルノードー(フランス)
※クリストフ・ケルン(フランス)
※マティウ・スプラック(フランス)
★アクションATI(ポーランド)
バルトシュ・フザルスキ(ポーランド)
カジミエシュ・スタフィエイ(ポーランド)
アダム・ワデツキ(ポーランド)
クルジストフ・クルジウィ(ポーランド)
マルチン・オシンスキ(ポーランド)
※デニス・クラフト(ドイツ)
※ミシャル・パウリタ(ポーランド)

 なお「※」がついている選手はリザーブです。

(2004年10月1日)

ジロ、ツールのDVD、砂田弓弦カレンダー発売

 J SPORTSのブエルタ・ア・エスパーニャ中継をご覧の方には「何言ってるんだ、いまさら」といわれそうな気もしないでもないけれど、一応インフォメーションをば。
 去年ツールのDVDを発売し、好評を博したJ SPORTS。今年はツールに加え、ジロ・デ・イタリアのDVDも発売することが決定した。12月22日発売予定。価格等は未定。
 また、2004年まではプレゼント賞品だった砂田弓弦さんのフォトカレンダーの発売も決定。どっちかっていうとこっちの方が嬉しい! 毎年応募しつつも外れまくり、結局いまだに手にしたことがない。来年は販売してくださいとJ SPORTS、砂田さんにメールしようと思ったぐらい。結局喉もと過ぎて忘れちゃったんだけど(^^;。でもきっとそういう声が多かったんだろうね。ちなみにサイズは420×594mm(開いたサイズね)、価格2100円(税込)で11月上旬発売予定。
 詳細はJ SPORTS OFFICIAL SITEでチェックしてください。

(2004年9月30日)

ジャパンカップ情報 その6

 もうなんか我ながら「書いたっけか」な感じだけども、いまさらながらジャパンカップ情報です。
 そうそう、ロット・ドモの欠場が決まり、残り1チームは近々発表予定というとこまでお知らせしたんだった。で、残りの1チームは去年に引き続きクイックステップに決定。残念ながら、昨日行なわれた世界選手権の個人タイムトライアルで世界チャンピオンに輝いたマイケル・ロジャースはメンバーに入っていないし、「安いよ安いよ」のブラマーティ(笑)はリザーブだけど、去年2位に入ったパトリック・シンケヴィッツ青年、ブエルタ等で活躍したタンキンク、オリリョが来日メンバーに入っている。リザーブも含めた形での発表だったサエコも正規メンバーが決まったようなので、もう一度リストアップしておきます。

★ランプレ(イタリア)
セルジョ・バルベーロ(イタリア)
マニュエル・クインツァート(イタリア)
パオロ・ボッソーニ(イタリア)
マッテオ・カッラーラ(イタリア)
マリアノ・ピッコリ(イタリア)
※アレッサンドロ・バッラン(イタリア)
※マルコ・ピノッティ(イタリア)
★クイックステップ・ダビタモン(ベルギー)
パトリック・シンケヴィッツ(ドイツ)
ケビン・フルスマン(ベルギー)
ブラム・タンキンク(オランダ)
ユルゲン・バンゴレン(ベルギー)
ペドロ・オリリョ(スペイン)
※ダヴィデ・ブラマーティ(イタリア)
※フアン・メルカド(スペイン)
★サエコ(イタリア)
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
レオナルド・ベルタニョッリ(イタリア)
フアン・フエンテス(スペイン)
アンドレアス・マツバッハー(オーストリア)
シルベスタ・シュミット(ポーランド)
※アレッサンドロ・スペツィアレッティ(イタリア)
※ミルコ・チェレスティーノ(イタリア)
★サニエルデュバル(スペイン)
ミゲルアンヘル・ペルディグエロ(スペイン)
レオナルド・ピエポーリ(イタリア)
ダヴィド・カニャダ(スペイン)
ホアキム・ロドリゲス(スペイン)
フランシスコ・ベントソ(スペイン)
※マニュエレ・モーリ(イタリア)
※ルーベンス・ベルトリアーティ(スイス)
★ブリオシュ・ラブランジェール(フランス)
ワルター・ベネトー(フランス)
ジェローム・ピノー(フランス)
フランク・ルニエ(フランス)
マティウ・スプラック(フランス)
ジョバンニ・ベルノードー(フランス)
※クリストフ・ケルン(フランス)
※アントニー・ジェラン(フランス)
★アクションATI(ポーランド)
バルトシュ・フザルスキ(ポーランド)
マレク・ルトキエビッチ(ポーランド)
ピョートル・シュミエレフスキ(ポーランド)
カジミエシュ・スタフィエイ(ポーランド)
トマシュ・ブロジナ(ポーランド)
※デニス・クラフト(ドイツ)
※マルチン・レバンドフスキ(ポーランド)

 なお「※」がついている選手はリザーブです。
 で、UCI公認ジャパンカップ前日の23日(土)に開催されるオープン女子のレースに大会6連覇中の沖美穂選手が参戦。7連覇を果たすのか?! これまた楽しみ(^^)。

(2004年9月30日)

世界選手権速報 エリート男子TTチャンプはマイケル・ロジャース

 南会津サイクルトレインボケから抜け出せない昨今。ふと気づいたらJ SPORTSのブエルタ中継は始まるわ、パラリンピックは閉幕するわ、世界選手権が始まるわで確実に世界は動いていたのであった…。
 というわけで世界選手権。つい先ほどエリート男子タイムトライアルが終わりました。ウルリッヒが胃腸のトラブルでTT出場を断念、ハミルトンも血液ドーピングの疑いが晴れるまでは出場できず、去年優勝したデイヴィッド・ミラーはドーピングでタイトル剥奪。有力どころを欠くレースとなった。とはいえ、去年TTで2位に入り、ミラーのタイトル剥奪を受けて世界チャンピオンに認定されたマイケル・ロジャース、マクギー、カンチェッラーラ、ヴィノクロフ、リッヒ、ノザルらの有力選手が出場。距離は46.75kmで前半に上りがあるらしい。
 結果から言ってしまうと、いいタイムを叩き出したのはヴィノクロフ(カザフ)、リッヒ(ドイツ)、ロジャース(オーストラリア)のラスト3名。最初の計測地点ではウルリッヒの代わりに出場したぺシェル(ぺシェルといい、リッヒといい、ドイツはTT強い人が揃ってるなぁ)が出したトップタイムをヴィノクロフが11秒も上回ってきた。リッヒとロジャースはこれを上回れず。そして2つ目の計測地点。ここでもヴィノクロフはトップタイムで通過したが、これをさらに上回ったのがロジャース。なんとヴィノクロフを31秒も上回るタイムで通過した。ヴィノクロフは後半タイムが伸びなかった。逆に伸ばしてきたのはリッヒ。27.1km地点では暫定6位だったのが、ゴールではヴィノクロフを12秒上回り、暫定トップに立った。が、それよりなにより恐ろしく速かったのがマイケル・ロジャース。リッヒのタイムを1分12秒(!)も上回る驚異的なタイムで見事金メダルを獲得した。銀メダルはリッヒ、銅メダルはヴィノクロフという結果に終わった。

(2004年9月30日)

アテネパラリンピック タンデムスプリントで葭原・大木ペアが銅メダル獲得

 アテネパラリンピックの自転車タンデムスプリント(視覚障害・B1〜3)で葭原滋男・大木卓也ペアが銅メダルを獲得した。先日教育テレビの番組でこのペアのことが取り上げられていた。2人がペアを組んだのは今年の2月。葭原選手はシドニー大会の1kmタイムトライアルで金、タンデムスプリントで銀メダルを獲得した選手だが、大木選手とペアを組んだばかりの時にはなかなか息が合わずに苦労したらしい。しかも春に落車して鎖骨を骨折。諦めかけた時期もあったとのことだが、そこから必死の努力をしての銅メダル。「前回よりもはるかに嬉しい」と語っている。
 同じくタンデムスプリントに出場した大城竜之・丹沢秀樹ペアは優勝したオーストラリアペアと1/4決勝で当たって敗退。5-8位決定戦に進んで7位に入ったとのこと。
 また、22日に行なわれた1kmタイムトライアルでは大城・丹沢ペアが4位入賞。葭原・大木ペアは6位とのこと。
 両ペアは25日に行なわれるロードレース、27日に行なわれるロードタイムトライアルにも出場予定。結果がわかったら掲載します。

(2004年9月22日)

ツール・ド・北海道 プロローグリザルト

 今年もやってまいりました、とあれにもこれにも書いてる気がするが(^^;。ともあれやってまいりましたツール・ド・北海道。9月15日、札幌市東区モエレ沼公園でプロローグの個人タイムトライアルが行なわれた。
 現地の天候は晴れ。ただし、正午の気温は17度。さすが北海道だ。モエレ沼公園というと、2003年ツール・ド・北海道では最終ステージの会場となったところ。今年は札幌をスタートして函館へ南下するコース設定となっている。
 さて個人タイムトライアル。距離は2.6kmと短めだ。出場全20チームのうちゼッケン番号の大きいチームから小さいチームへと1人ずつスタートしていく。最終走者は去年総合優勝を果たしたNIPPOの広瀬敏選手だ。
 最初に3分10秒を切ってきたのはシマノレーシングの山本雅道選手。それまでのトップタイムを5秒以上上回る3分8秒34という記録はその後もなかなか塗り替えられなかった。その後、ジャイアントARTのデーヴィッド・マッキャン(2001年のチャンピオン)が2秒の差をつけて塗り替えるも、去年プロローグでステージ優勝を果たした愛三工業の西谷泰治選手がさらにこのタイムを2秒も上回り2年連続で最初にリーダージャージを着ることとなった。

順位名前チームタイム
1西谷 泰治愛三工業3分4秒25
2デーヴィッド・マッキャンジャイアントART3分6秒26
3スヴェイン・タフトカナダ3分6秒31
4山本 雅道シマノ3分8秒34
5飯島 誠スミタラバネロ3分8秒92
6福島 晋一ブリヂストンアンカー3分11秒48
7鈴木 真理シマノ3分11秒54
8三船 雅彦ミヤタスバル3分11秒62
9ジュゼッペ・リボルツィNIPPO3分11秒87
10エディ・ヒルガーマルコポーロ3分12秒13

 そのうちページを作る予定だけれど、取り急ぎ関連リンクをば。

★ ツール・ド・北海道公式サイト
はてなダイアリーによる速報ページ(閲覧にはユーザー登録が必要)、レースレポート、コースマップなどが載ってます。
★ CyclingWeb.jp:ツール・ド・北海道2004 インデックス
CyclingWeb.jpのツール・ド・北海道ページ。今年はツール・ド・北海道もテキストライブ中継してくれるようです。スタートリストあり。

 時間がなくてまとまらにゃーい。ので列記。miyata-SUBARUレースレポートSUMITA RAVANELLO PEARLIZUMI 2004Bienvenuti! Team NIPPOなんてなところでレースレポート、速報などが読めます。

(2004年9月16日)

MTB世界選手権で末政実緒が銀メダル

 朝の忙しい時なので、リンクで失礼いたします。9月7日からフランスのレジェーで行なわれていたMTB世界選手権ダウンヒル女子エリートで末政実緒選手が銀メダルを獲得。末政選手は、4X女子でも6位入賞している。その他競技のリザルトはCyclingWeb.jpに掲載されています。
 また、9月3日〜5日に行なわれていたMTB世界マスターズ選手権ダウンヒル45-49クラスではマスターズ日本チャンピオンである伊田井佐夫選手が銀メダルを獲得。来年は金メダルを狙うという。これまたCyclingWeb.jpに載ってます。

(2004年9月14日)

ジャパンカップ情報 その5

 しつこいようだがジャパンカップ情報その5です(ジャパンカップ関連情報バックナンバー:その1その2その3その4)。出場が予定されていたロット・ドモ(ベルギー)の欠場が決定。残り1チームの枠は、現在別のプロチームと交渉中で、近日中に発表できる見込みとのこと。
 ちなみにジャパンカップのサイトにまたもJ SPORTSで放送されていないレースのリザルトが出ちゃってるので、放送まで結果を知りたくない人は覗きにいかないようにしてください(^^;。

(2004年9月13日)

CyclingWeb.jpでブエルタテキストライブ中継

 9月8日に行なわれたブエルタ・ア・エスパーニャ第5ステージをCyclingWeb.jpがテキストライブ中継をしていたらしい。執筆者はおなじみ岩佐千穂さん。と思ったら、第1ステージから第4ステージまでは千穂さんのサイト、VeloChouchowに掲載されてました。「第5ステージからはCyclingWeb.jpで実況しています」とあったので、第6ステージ以降も中継されるものと思われる。となるとますますもって私が頑張る必然性はないかなぁなんて。

(2004年9月9日)

ジャパンカップ情報 その4

 10月23、24日に宇都宮は森林公園周回コースで行なわれる(って毎回同じこと書いてる気もするが)ジャパンカップ。海外からの参加チームが決定したニュースはお伝えしたが(ジャパンカップ関連情報バックナンバー:その1その2その3)このたび国内の参加チームも発表された。参加するチームは以下の9チームだ。

JPCA
チームNIPPO
チームブリヂストンアンカー
シマノレーシング
愛三工業レーシングチーム
ミヤタスバルレーシングチーム
スミタ・ラバネロ・パールイズミ
キナン・CCD
ユーキャン・スペシャライズド

 JPCAっていうのは、海外チームに所属してる日本人選手や競輪選手から成る混成チーム。去年は福島康司、飯島規之、舛井幹雄、大久保聡、大塚英伸の5選手が出場していた。
 また、23日に行なわれるフリーラン(14.1kmのコースを1周)には今年も海外チームのプロ選手が出場。参加費は2000円で定員は200名(先着順)。走りたい人は早めに応募した方がいいかも。詳細はオフィシャルサイト募集要項をご覧ください。

(2004年9月5日)

全日本実業団対抗ロードレース選手権リザルト

 9月5日、兵庫県滝野町の播磨中央公園で全日本実業団対抗ロードレース選手権が開催された。男子エリートのBD-1は7.8kmの周回コースを15周する117kmで争われた。
 6周目に集団が大きく2つに分裂。周回を重ねるうちに、先頭集団がさらに分裂し、先頭集団は10名足らずとなった。国内では無類の強さを見せるシマノが今日もこの集団の中に4名を送り込んでいた。レースはこのまま終盤になだれ込み、シマノの野寺秀徳選手がラストのスプリントを制した。2位にはミヤタスバルの真鍋和幸選手、3位には愛三工業の新保光起選手が入った。とりあえず6位までの入賞者は以下の通り。

(2004年9月5日)

順位名前チーム
1野寺秀徳シマノレーシング
2真鍋和幸ミヤタスバルレーシングチーム
3新保光起愛三工業
4柿沼章キナンCCD
5今西尚志シマノレーシング
6秋田謙愛三工業

ブエルタページ作成

 9月4日にブエルタ・ア・エスパーニャが開幕。ということでブエルタ・ア・エスパーニャページを作成しました。トップページは日程表。そこからスタートリスト、関連リンク、各ステージリザルトにジャンプできます。トップページはネタバレなしなので、J SPORTSの放送まで結果は知りたくない方もご覧になれます。

(2004年9月5日)

今週末にブエルタ開幕

 オリンピックが終わったかと思ったら、今週末からブエルタです。忙しいです。cyclingnews.comに暫定のスタートリストが載ってます。
 ファッサのマッサーの中野さんの日記にブエルタのメンバーに関するコメントが載っていた。チオーニは10月の世界戦を視野に入れて、アイトール・ゴンザレスはフリーゴに代わりに急遽出場が決まったとのこと。この2人が総合を狙うというよりは、ツールで落車し、オリンピックを棒に振ったペタッキ中心のチームとなりそう。で、なんでフリーゴがメンバーから外れたのかというと、不調だからではなく、絶好調だかららしい。フリーゴはブエルタ以外の、おそらくイタリア国内で行なわれるレースに出場することとなるだろう。

(2004年9月1日)

別府史之 GIRO VALLE D'AOSTAでステージ優勝

 砂田弓弦さんのdiaryでゲットした情報です。8月31日〜9月5日まで開催されているU-23のGIRO VALLE D'AOSTA(UCI 2.6)第1ステージで別府史之選手(ヴェロクラブ ラ・ポム マルセイユ)がスプリント勝負を制し、ステージ優勝を果たした。自らの日記で、去年同レースの第4ステージで逃げを打ち、ラスト4人のスプリント勝負で4位になったリベンジを果たしたいと語っていた別府選手。まさにその通りの結果を出した。ちなみにGIRO VALLE D'AOSTAはイタリアで最高峰のレースで、総合優勝者にはゴッティ、シモーニらそうそうたる名前が並んでいるそう。妙に嬉しい私ではあった。

(2004年9月1日)

シマノ鈴鹿ロード 国際ロードリザルト

 夏の終わりはやっぱり鈴鹿。今年もやってきましたシマノ鈴鹿ロード。国際ロードは29日(日)、時折小雨のぱらつくなか行なわれた。
 58.24kmという距離の短いレースということもあって、序盤から積極的なアタックが繰り返された。全10周のうち5周回目に十数名の逃げが決まった。なんと前日夕方にアテネから帰国し、当日4時半集合(と聞いた気が)で鈴鹿入りした飯島誠選手(スミタラバネロパールイズミ)も逃げの集団にいたらしい。その後メイン集団に戻ったみたいだけど。
 先頭集団から千切れるものあり、メイン集団から上がるものありで先頭集団は15人で固まった。先頭集団からさらにアタックする動きもあったがいずれも決まらず。ゴール手前、最終コーナーの立ち上がりで飛び出したシマノレーシングの山本雅道選手が優勝した。

(2004年8月30日)

順位名前チーム
1山本雅道シマノレーシング
2新保光起愛三工業
3Hans BlokTeam Lowik-Tegel Toko
4水谷壮宏ブリヂストンアンカー
5野寺秀徳シマノレーシング
6三船雅彦ミヤタスバル
7Martijn MaaskantTeam van Vliet
8米山一輝スミタラバネロ
9広瀬敏NIPPO
10Broche Christepheジョンサイ サイクリングチーム

アテネ五輪 MTB男子クロスカントリーリザルト

 今日も今日とて速報ですみません。MTB男子クロスカントリーは、フランスのJulien Absalonが優勝。シドニー大会の金メダリスト、Miguel Martinez(フランス)はDo not Finishに終わったが、同国のAbsalonが金メダルを引き継いだ。
 日本の竹谷賢二選手は、後方からスタートしたが、周回を重ねるごとに徐々に順位を上げて来た。が、6周目に転倒し、崖から転落するというアクシデントが。80%ルールか先頭選手にラップされたためかは不明ながら、完走ならず、記録なしの38位という結果に終わった。アテネ五輪情報ページに掲載予定。

(2004年8月28日)

順位名前タイム
1Julien Absalonフランス2.15.02
2Antonio Hermida Joseスペイン1.00
3Bart Brentjensオランダ2.03
4Roel Paulissenベルギー3.08
5Liam Killeenイギリス3.30
6Ralph Naefスイス4.13
7Thomas Frischknechtスイス4.37
8Manuel Fumicドイツ5.27
9Seamus Mcgrathカナダ5.31
10Marco Buiイタリア5.43
38竹谷賢二日本-1Laps

トラック日本代表選手団帰国予定

 すべての競技を終えたトラック日本代表選手団が帰国の途に着いた。トラック代表選手達は、8月28日(土)午後3時頃に成田空港に到着予定。成田では記者会見も行なわれるそう。盛大に出迎えるもよし、ニュース番組でチェックするもよしといった感じでしょうか。

(2004年8月28日)

アテネ五輪 MTB女子クロスカントリー速報

 cyclingnews.comではトラックとMTBは速報しかないのね。まぁトラックでテキストライブをやられても困っちゃうんだけど(^^;。
 取り急ぎMTB女子クロスカントリーのリザルトです。オリンピック初出場の中込選手は周回遅れになってしまったため完走できず、記録なしの22位に終わった。詳細についてはアテネ五輪情報ページに掲載予定。

(2004年8月27日)

順位名前タイム
1Gunn-Rita Dahleノルウェー1.56.51
2Marie-Helene Premontカナダ0.59
3Sabine Spitzドイツ2.30
4Alison Sydorカナダ2.56
5Elsbeth Van Rooy-Vinkオランダ4.50
6Maja Wloszczowskaポーランド5.17
7Ivonne Kraftドイツ8.27
8Laurence Leboucherフランス8.43
9Mary Mcconnelougアメリカ9.21
10Lisa Mathisonオーストラリア10.10
22中込由香里日本-1Laps

ジャパンカップ情報 その3

 10月23、24日に宇都宮は森林公園周回コースで行なわれるジャパンカップに来日する海外6チームのうち、最後の1チームにブリオシュ・ラブランジェールが決定した。ブリオシュといえば、今年のツール・ド・フランスでの活躍が記憶に新しい。残念ながらヴォクラー(しつこいようだがJ SPORTS読みでは「ボエックラー」)、シャバネルは出場しないが、ベネトー、ピノー、ルニエといった有名選手の出場が予定されている。
 ということで、乗りかかった船。8月20日付け出場予定選手を転載。

★ランプレ(イタリア)
セルジョ・バルベーロ(イタリア)
マニュエル・クインツァート(イタリア)
パオロ・ボッソーニ(イタリア)
マッテオ・カッラーラ(イタリア)
マリアノ・ピッコリ(イタリア)
※アレッサンドロ・バッラン(イタリア)
※マルコ・ピノッティ(イタリア)
★サエコ(イタリア)
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
レオナルド・ベルタニョッリ(イタリア)
フアン・フエンテス(スペイン)
アンドレアス・マツバッハー(オーストリア)
アレッサンドロ・スペツィアレッティ(イタリア)
シルベスタ・シュミット(ポーランド)
ミルコ・チェレスティーノ(イタリア)
★ロット・ドモ(ベルギー)
★サニエルデュバル(スペイン)
ミゲルアンヘル・ペルディグエロ(スペイン)
レオナルド・ピエポーリ(イタリア)
ダヴィド・カニャダ(スペイン)
ホアキム・ロドリゲス(スペイン)
フランシスコ・ベントソ(スペイン)
※マニュエレ・モーリ(イタリア)
※ルーベンス・ベルトリアーティ(スイス)
★ブリオシュ・ラブランジェール(フランス)
ワルター・ベネトー(フランス)
ジェローム・ピノー(フランス)
フランク・ルニエ(フランス)
アントニー・ジェラン(フランス)
ジョバンニ・ベルノードー(フランス)
※クリストフ・ケルン(フランス)
※マティウ・スプラック(フランス)
★アクションATI(ポーランド)
バルトシュ・フザルスキ(ポーランド)
マレク・ルトキエビッチ(ポーランド)
ピョートル・シュミエレフスキ(ポーランド)
カジミエシュ・スタフィエイ(ポーランド)
トマシュ・ブロジナ(ポーランド)
※デニス・クラフト(ドイツ)
※マルチン・レバンドフスキ(ポーランド)

 なお「※」がついている選手はリザーブ。また、ロット・ドモ(ベルギー)は現段階では出場選手は未定です。
 ついでに観戦ツアーのお知らせも載ってます。ジャパンカップ公式サイトはこちら。ただし、J SPORTSでまだ放送されていないUCIワールドカップの結果が出ちゃってるので、ネタバレ嫌いな方は覗きに行かない方が吉かと。

(2004年8月26日)

2004年世界選手権代表選手決定

 9月7日〜14日フランスはレジェーで行なわれるMTB世界選手権および9月27日〜10月3日イタリアはヴェローナで行なわれるロードの世界選手権の代表選手が決定した。それぞれ以下の通り。

●MTB代表選手

ダウンヒルspacer男子ジュニアspacer櫻井 孝太(新潟・MOVE.I-nac)
spacerspacer男子エリートspacer井手川直樹(広島・G Cross HONDA)
spacerspacer女子エリートspacer末政 実緒(兵庫・Sammy/TREK)
4Xspacer男子spacer栗瀬 裕太(大阪・TREK)
spacerspacerspacerspacer高松 健二(兵庫・TIOGA)
spacerspacer女子spacer末政 実緒(兵庫・Sammy/TREK)
クロスカントリーspacer男子ジュニアspacer小野寺 健(北海道・TREK)
spacerspacer男子U23spacer山本 和弘(北海道・キャノンデール・マキシス)
spacerspacer男子エリートspacer色川 浩樹(茨城・GIANT)
spacerspacerspacerspacer山口 孝徳(長野・MX/MONGOOSE)
spacerspacerspacerspacer鈴木 雷太(長野・ブリヂストンアンカー)
spacerspacer女子エリートspacer片山 梨絵(神奈川・TREK)

●ロード代表選手

男子エリートspacer鈴木 真理(JPCA・シマノレーシングチーム)
女子エリートspacer沖 美穂(JPCA・チームファルムフリッツ)
U-23spacer品川 真寛(京都・ミヤタスバルレーシングチーム)
spacerspacer別府 史之(JPCA・チームブリヂストンアンカー)
男子ジュニアspacer島田 真琴(東京・法政大学)
spacerspacer森本 隆太(和歌山・県立紀北工業高校)
女子ジュニアspacer萩原 麻由子(群馬・県立伊勢崎女子高校)

 ……ヴェローナ行かなくちゃ?(笑)

(2004年8月26日)

アテネ五輪 男子ケイリン金メダルはベイリー

 8月25日に行なわれた男子ケイリン。1回戦には日本の伏見俊昭が出場したが、7人中6位フィニッシュ。続いて出場した敗者復活戦でも5位フィニッシュで準決勝には進めなかった。
 優勝したのは男子スプリントでも金メダルを獲得したベイリー(オーストラリア)。銀メダルはエスクレド(スペイン)、銅メダルはケリー(オーストラリア)という結果となった。トラック競技リザルトページに詳細を載せました。
 それから男子マディソンではスチュアート・オグレディが出走したオーストラリアが金メダルを獲得。めっちゃ嬉しそうな笑顔が印象的だった。

(2004年8月25日)

アテネ五輪 男子ポイントレース速報

 8月24日現地時間17時30分、日本時間23時30分より行なわれた男子ポイントレース。飯島誠選手の活躍が期待されたが、残念ながら16位に終わったそう。トラック競技リザルトページに金銀銅メダル獲得選手名などもうちょっと詳しく(でもまだcyclingnews.comでも3位までのリザルトしか載ってない)掲載しました。

(2004年8月24日)

全日本実業団サイクルロードレースin小川リザルト

 8月22日長野県は上水内郡小川村周回コースで第1回全日本実業団サイクルロードレースin小川が開催された。キナンCCD柿沼選手の言葉を借りるなら「ギャーン!!!と上ったらズバーン!!と下って1周」のコースを5周する超難関コースらしい。
 どこより速くリザルトがアップされた(つるりん調べ。もっと速いところがあったらごめんなさい)愛三工業レース速報掲示板によると、2周目に愛三3人、シマノ4人を含む9人の逃げが決まり、3周目にそこからシマノ狩野が単独でアタック。最終周回でシマノの野寺が追いついてワンツーフィニッシュ。さらに3位にも土井が入って表彰台はシマノ独占という結果となった。シマノ強し…。

(2004年8月22日)

順位名前チーム
1狩野 智也シマノレーシング
2野寺 秀徳シマノレーシング
3土井 雪広シマノレーシング
4柿沼 章キナンCCD
5別府 匠愛三工業
6真鍋 和幸ミヤタスバルレーシングチーム
7新保 光起愛三工業
8田中 光輝愛三工業
9阿部 良之シマノレーシング
10橋川 健キナンCCD

アテネ五輪 男子チームスプリント銀メダル獲得

 8月21日に行なわれた男子チームスプリント。日本チームは1位2位決定戦でドイツと戦い、惜しくも破れたが銀メダルを獲得。詳しくはアテネ五輪情報ページに掲載。
 オマケの情報として、男子個人追い抜きでブラッドリー・マクギー(オーストラリア)が銀メダルを獲得したのをお伝えしておきます。

(2004年8月22日)

アテネ五輪 男女タイムトライアル速報中

 8月18日日本時間19時から女子、21時から男子のタイムトライアルが行なわれます。ということで男子ロード、女子ロードに引き続き、実況…はあまり意味がないかもしれないので、順次速報を掲載予定です。アテネ五輪情報ページから行かれます(トップページはネタバレなし)。

(2004年8月18日)

アテネ五輪 男子ロード実況中

 なんだけど、ご飯の支度をしたりしてたらすでに落ちこぼれてます(^^;。それでもよかったらアテネ五輪 男子ロード速報をご覧ください。でも英語がちょっとでもわかる方はwww.cyclingnews.com | liveをご覧になった方が早いです。

(2004年8月14日)

アテネ五輪情報ページ作成

 本日(日本時間では明日の深夜だけども)開会式が行なわれるアテネオリンピック。翌14日には男子ロード、15日には女子ロードが行なわれる。どうもしょっぱなにロードを持ってくるのは、選手が走る映像を通してアテネの街を紹介しようという意味合いがあるらしい。という「プチへぇ」はおいといて(^^;。
 ということで、アテネ五輪情報ページを作成。下に掲載した競技日程、テレビ番組情報(もうちょっと新しい情報を掲載)、選手コメントなどもひっくるめて掲載しました。
 cyclingnews.comでテキストライブがあるので、可能だったら中継しようと目論んではおりますです。そちらのページからリンクを張りますので、ダイジェスト番組その他で見るまで結果を知りたくない方も、このページおよびアテネ五輪情報ページをごらんいただけます。…とかいってキャパオーバーでできなかったりして(^^;。

(2004年8月13日)

ジャパンカップ情報 その2

 10月23、24日に宇都宮は森林公園周回コースで行なわれるジャパンカップの出場予定選手が発表された。8月5日付けニュースに記載したランプレ、サエコ、サニエルデュバルの3チームと、追加で出場が決まったポーランドのアクションATIのメンバーおよびリザーブが発表。リンクを張ればいいような気もするけど、まだJ SPORTSで放送されていないワールドカップの結果が思い切り出ちゃってるので、とりあえず転載しときます。
 なお「※」がついている選手はリザーブです。

★ランプレ(イタリア)
セルジョ・バルベーロ(イタリア)
マニュエル・クインツァート(イタリア)
パオロ・ボッソーニ(イタリア)
マッテオ・カッラーラ(イタリア)
マリアノ・ピッコリ(イタリア)
※アレッサンドロ・バッラン(イタリア)
※マルコ・ピノッティ(イタリア)
★サエコ(イタリア)
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
レオナルド・ベルタニョッリ(イタリア)
フアン・フエンテス(スペイン)
アンドレアス・マツバッハー(オーストリア)
エディ・マッツォレーニ(イタリア)
アレッサンドロ・スペツィアレッティ(イタリア)
シルベスタ・シュミット(ポーランド)
アンドレア・トンティ(イタリア)
★サニエルデュバル(スペイン)
ミゲルアンヘル・ペルディグエロ(スペイン)
レオナルド・ピエポーリ(イタリア)
ダヴィド・カニャダ(スペイン)
ホアキム・ロドリゲス(スペイン)
フランシスコ・ベントソ(スペイン)
※マニュエレ・モーリ(イタリア)
※ルーベンス・ベルトリアーティ(スイス)
★アクションATI(ポーランド)
バルトシュ・フザルスキ(ポーランド)
マレク・ルトキエビッチ(ポーランド)
ピョートル・シュミエレフスキ(ポーランド)
カジミエシュ・スタフィエイ(ポーランド)
トマシュ・ブロジナ(ポーランド)
※デニス・クラフト(ドイツ)
※マルチン・レバンドフスキ(ポーランド)

 また、メンバー未定ながらロット・ドモ(ベルギー)の来日も決定。海外チームは全部で6チームということなので、残り1チームも近いうちに発表されるはず。

(2004年8月13日)

バイクナビGP 伊豆修善寺サーキットレポ作成

 ほんっとにいまさらなんだけども、飯島誠、鈴木真理両選手オリンピックで頑張ってね企画(語呂悪し)ってことで、7月25日に修善寺は日本サイクルスポーツセンターで行なわれたバイクナビグランプリ 伊豆修善寺サーキットのレポートを作成。左記メニューから「Race」→「国内レース」→「2004 バイクナビGP 伊豆修善寺サーキット」または2004 バイクナビGP 伊豆修善寺サーキットから直接行かれます。

(2004年8月12日)

トップランナーにアテネ五輪代表 長塚選手出演

 NHK教育テレビ「トップランナー」に自転車競技アテネ五輪代表の長塚智広選手が出演する。
 前回のシドニー大会では21歳の若さで代表に選出されるも5位という結果に終わった長塚選手。自らを奮い立たせるため、早朝練習時の目覚ましはシドニー五輪の時の映像。「負けたー」のアナウンサーの絶叫とともに起きるそう。
 そんなこんなの話が聞けるのは8月15日19時〜19時45分(NHK 教育テレビ)。翌木曜日24時〜24時45分に再放送もあるそうです。

(2004年8月11日)

アテネ五輪情報

 サイクルロードレースカレンダーにアテネ五輪自転車競技の日程を掲載してありますが、今月はJ SPORTSのサイクルロードレース中継がこれでもかっちゅーぐらい満載で、ごちゃごちゃしすぎでわかりづらいので、ここにまとめておきます。トラックは全部記載していると大変なことになるので、日本人選手がエントリーしている競技のみ掲載。

日程時間競技エントリー選手
8月14日(土)現地時間12時45分
日本時間18時45分
男子個人ロードレース田代恭崇
鈴木真理
8月15日(日)現地時間15時
日本時間21時
女子個人ロードレース沖美穂
唐見実世子
8月18日(水)現地時間13時
日本時間19時
女子個人タイムトライアル −
   〃現地時間15時
日本時間21時
男子個人タイムトライアル −
8月20日(金)現地時間17時15分
日本時間23時15分
女子500mタイムトライアル決勝大菅小百合
   〃現地時間17時55分
日本時間23時55分
男子1kmタイムトライアル決勝井上昌己
8月21日(土)現地時間16時30分
日本時間22時30分
男子チームスプリント
予選ラウンド〜決勝
井上昌己
伏見俊昭
長塚智広
8月22日(日)現地時間9時15分
日本時間15時15分
男子スプリント
予選ラウンド〜1/8決勝・1/8敗者復活戦
長塚智広
8月23日(月)現地時間17時5分
日本時間23時5分
男子スプリント準々決勝長塚智広
8月24日(火)現地時間16時40分
日本時間22時40分
男子スプリント
準決勝・決勝
長塚智広
   〃現地時間17時30分
日本時間23時30分
男子ポイントレース決勝飯島誠
8月25日(水)現地時間16時30分
日本時間22時30分
男子ケイリン
ラウンド1〜決勝
伏見俊昭
8月27日(金)現地時間11時
日本時間17時
女子マウンテンバイククロスカントリー中込由香里
8月28日(土)現地時間11時
日本時間17時
男子マウンテンバイククロスカントリー竹谷賢二

 上記の表の選手名をクリックするとJOCの選手プロフィール紹介ページが別窓で開きます。飯島誠さんの趣味・特技は「飲み会」ですか。今度飲みましょう(笑)。
 でもってオリンピックテレビガイドから自転車競技の放送予定を拾ってみました。オリンピック放送の枠が取ってあって、その中での放送なので、詳しい放送時間は不明(未定?)です。詳細がわかったらまた掲載します。

日程時間チャンネル内容
8月15日(日)14:05〜16:10
NHK BS1男子個人ロードレース
8月18日(水)16:00〜24:00
NHK BS1女子個人タイムトライアル
8月20日(金)16:00〜24:00
NHK BS1女子500mタイムトライアル
8月21日(土)0:15〜5:00
NHK総合女子500mタイムトライアル
8月24日(火)19:30〜翌5:30
NHKハイビジョントラック準決勝・決勝
   〃16:00〜20:00
NHK BS1トラック男子ポイントレースほか
8月26日(水)16:00〜18:00
NHK BS1自転車

 なんだか予想外の力作になってしまった(^^;。どうぞお役立てくださいませ。

(2004年8月10日)

ジャパンカップにクネゴ出場

 毎年海外のトップチームが出場し、話題を集めるジャパンカップ。今年は10月23、24日に開催されるが、現段階でサエコ、ランプレ、サニエル・デュバルの3チームの出場が決定している。そして、2004年ジロ・デ・イタリアで総合優勝を果たしたダミアーノ・クネゴ(サエコ)、3年連続4度目の優勝を狙うセルジオ・バルベーロ(ランプレ)の来日が早くも決定しているそう。残りの海外3チームも近日発表予定とのこと。
 個人的に気になるのは、今年はコフィディス来日するのかなーってこと。何でかって言うと、コフィディスのめっちゃ可愛いサコッシュが欲しいというただそれだけの理由なんだけど(笑)。

(2004年8月5日)

Tarzan 425号にイイミワさんの記事が載るよ

 8月11日発売のTarzan 425号にイイミワこと飯島美和さんの記事が載るそうです。どんな記事なのかな。要チェック!
 ちなみに現在店頭に並んでいるTarzan 424号の第2特集が「自転車で、ロングライドに出よう」。ビギナー向けのロングライド講座講師?として愛三工業の別府匠選手が登場。ジロ・デ・イタリアの記事も載ってます。

(2004年8月5日)

選手移籍・契約情報

・(今更だけど)6月にブリオシュ・ラブランジェールを脱退したホセバ・ベロキがサニエル・デュバルに加入した。契約期間は2005年まで。ブエルタに出場することを視野に入れ、レースにも出場しつつ調整を続けているとのこと。
spacer
・ジロ・デ・イタリアでマリアローザを着たヤロスラフ・ポポヴィッチ(ランドバウクレジット・コルナゴ)が現USポスタルチーム、来年からはスポンサーが変わりディスカバリーチャンネルとなるチームと3年間の契約を結んだ。来年アームストロングがツールを走るのかどうかということも含め、来年のチーム体制が気になるところです。
spacer
・EPOテストで陽性反応が出て1年間の出場停止処分を受けていたライモンダス・ルムシャス(2003年当時ランプレに所属)アクアエサポーネチームでのレース復帰が決まった。ルムシャスというと、この出場停止措置以前にも、2002年ツール最終日、奥さんのエディータが大量の禁止薬物所持でフランス当局に拘束され物議をかもしたことがある。この時は本人は陽性反応が出なかったために出場停止などの措置は取られなかったが、その翌年にコレで、相当がっかりした覚えがある。今後はクリーンに素晴らしい戦いを見せてくれればいいんだけど。
spacer
ロビー・マキュアン(ロット・ドモ)が、来年からのプロツアーに向けて新体制となるオメガファーマ・ロットと2年間の契約を結んだ。契約とは無関係の余計な情報だけども、ツール第6ステージゴール手前で落車に巻き込まれたマキュアン。実はこの際、腰椎のL1、L2を骨折していたんだそうだ。なのにステージ2勝目を飾り、最終的にマイヨヴェールを着てポディウムに立っちゃったっていうんだからこの人も何者なんだか。しかもアテネ五輪出場についてこう語っている。「ピレネーやアルプス、シャンゼリゼも走り通してマイヨヴェールを獲得したんだ。アテネのたった一日なんてノープロブレムさ」

(2004年8月4日)

goo BLOG「Die Tage des Fahrrad」作成

 ツール・ド・フランス関連ニュースで味をしめ、もひとつおまけにblog作成。日々の雑感、生観戦したレースの速報、テレビで観戦したレースの感想、ヨタ話など、そこはかとなく書き作る予定です。URLは以下の通り。

   「Die Tage des Fahrrad」URL: http://blog.goo.ne.jp/tsururin00

 タイトルの「Die Tage des Fahrrad」はドイツ語で「自転車な日々」の意…のつもりだが、合ってるんだか間違ってるんだか(^^;。
 とりあえず今日お買い物したブツ「噂のおでんゼリー」「CD『CICLISMO』」を掲載。

(2004年7月27日)

女子ジロ・デ・イタリアで沖美穂45位フィニッシュ

 7月2日から11日まで行なわれていた女子ジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia Femminile)に出場していたファルムフリッツの沖美穂選手。エースのMiriam Melchersをアシストしつつ、自身第2ステージで13位に入る活躍を見せ、総合45位でフィニッシュした。Miriam Melchersは惜しくも表彰台を逃し、4位フィニッシュ。最終ステージでチームメイトのAngela Brodtkaがステージ優勝も果たしている。
 と書いたからには総合の成績ぐらい触れておかなきゃいけない気がするのでさらっと。

★個人総合
 Nicole Cooke(イギリス) spacerSafi-Pasta Zara Manhattan
★ポイント賞
 Oenone Wood(オーストラリア)spacerAustralian National Team
★山岳賞
 Svetlana Boubnenkova(ロシア)spacerP.M.B. Fenixs
★新人賞
 Nicole Cooke(イギリス) spacerSafi-Pasta Zara Manhattan
★チーム総合
 Safi - Pasta Zara Manhattan

 総合優勝のNicole Cooke選手は新人賞も取ってる若い選手なのね。このあたり、男子版ジロと共通する部分がある。
 でもって沖選手。やっぱ実力あるなぁ。オリンピックでの楽しみに期待したいです(^^)。

(2004年7月14日)

ツール・ド・フランス関連ニュースblog作成

 現在佳境に差し掛かりつつあるツール・ド・フランス。落ちこぼれつつもツール・ド・フランスのページを日々ちまちま更新している昨今ですが、このたびツール・ド・フランス関連のニュースを掲載するためのblog、ツール・ド・フランス関連ニュースblog(まんまや(^^;)を設けました。とりあえず「カーザグランダ、フバスティアがツール除外処分」「デュムランリタイヤ」「ペタッキ骨折」のニュースを掲載。以降、これまたちまちま更新していく予定です。
 おまけに上記の5つのバナーを作成。大きなレースはバナーから飛べるようにしました。が、未完成なものが多くて切ないな(^^;。

(2004年7月13日)

ツール・ド・フランスページ作成

 今年もツールの季節がやってきました。ということでツール・ド・フランスのページを作成。日程表、リザルトを掲載しています。

(2004年7月3日)

 →これ以前のニュースは2004年前期ニュースフラッシュ(海外編)2004年前期ニュースフラッシュ(国内編)ページをどうぞ。

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